ビットコインの価格は高値を推移
10月11日現在、ビットコインの価格は節目となる50万円を超え、53万円〜54万円台を推移しています。中国のICO規制や取引所閉鎖のニュースから、ようやく回復してきたと言えるでしょう。
今後懸念されるのは、11月1日のビットコインゴールド誕生と、11月中旬に予定されているSegwit2×でしょう。今後の動向次第では、ビットコイン相場が大荒れする可能性があります。
ただ、今年の8月に行われたハードフォークでは、ビットコインキャッシュが無事誕生し、ビットコイン相場が過去最高値を更新しました。そのため、今回の分裂騒動を楽観視する意見も多くあるようです。
今後のビットコインに関するニュースは、要チェックです。
イーサリアムの価格は堅調に推移
イーサリアムの価格は、投資家がイーサリアムからビットコインへ資金を移し始めた影響で、10月9日にかけて急落しました。
しかし、11日現在、イーサリアムの価格はアルトコイン市場を牽引するように再び33,000円台に戻してきています。
イーサリアムの今後の材料としては、10月末にかけて行われるメトロポリスと呼ばれるアップデートです。
今回のアップデートにより、セキュリティ機能やプライバシー保護機能が強化されたり、PoWからPoSへの移行が図られるため、市場では大きく注目されています。
来週から再来週にかけて、イーサリアムの価格は大きく動くことでしょう。
アルトコイン市場は下落基調
アルトコイン市場は、好調なビットコインとは対照的に下落基調にあります。
過去1週間で25%以上高騰していたリップルも、来週予定されている公式発表を待つように7%ほど下落しています。ライトコインの価格も3%、DASHも4%下落しています。新サービスの発表があったNEMだけが、辛うじて8%上昇しています。
Moneroも3%下落しましたが、それ以上にIOTAも5%下落したため、時価総額でMoneroが一時的に9位に浮上する場面がありました。
このように、今週初めのアルトコイン市場は、下落基調にあると言えます。
これから11月末にかけて、ビットコインのハードフォークや、イーサリアムのアップデートが行われるため、相場が大きく動くと予想されます。
画像の引用:https://coinmarketcap.com/
この記事へのコメントはありません。