邦銀連合が新しい仮想通貨Jコインを検討中
みずほフィナンシャルグループとゆうちょ銀行、地方銀行が協力し、新しい仮想通貨「Jコイン(仮称)」の発行を検討していることが分かりました。
Jコインは、ビットコインのように価格が変動せず、円と等価交換できるのがその特徴です。あらかじめ銀行口座にある日本円をJコインに替えておくことで、スマートフォンで決済をしたり、個人間で受け渡しをすることができるようになります。
キャッシュレス決済は海外勢に先を越されている現状、日本の銀行内で統一規格を作ることで、海外勢に対抗するのが狙いです。
Jコインの導入は、2020年の東京オリンピックまでが目標とされています。独自の仮想通貨の発行を検討している三菱UFJフィナンシャル・グループも、Jコインに加わる可能性があります。
Jコインの競合は世界
国内の電子マネー決済額は、昨年の時点で5兆円規模となっており、前年よりも1割増えています。
しかし、キャッシュレス決済では、アップルなどの世界的大企業の後塵を拝しているのが現状です。
Jコインは、国内銀行同士で手を組むことで、グローバルで戦える決済サービスを作り上げることが狙いです。
今後、Jコインの概要がどのように決まるのか、注目したいところです。
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