仮想通貨の時価総額は回復傾向へ
10月2日、仮想通貨の時価総額がここ3週間で初めて16兆円台に乗りました。ここに来て、中国でのICO禁止やビットコイン取引所閉鎖の影響から回復してきたと考えられます。
一時期12兆円を下回っていた時価総額が、およそ6兆円戻したことになります。特にビットコインを中心に時価総額が大きく持ち直しました。
【写真:時価総額の推移】
画像の引用:https://coinmarketcap.com/
ビットコインの価格は48万円台を推移
ビットコインの価格は、大体48万円台を推移しています。50万円台に迫る場面もありましたが、50万円の壁は超えることはできませんでした。
ただ、ビットコインにとって好材料となるニュースが、報道されるようになっています。
投資銀行大手のゴールドマン・サックスが、仮想通貨業務への参入を検討していることが報道されました。まだ実際に業務を行うまでには至っていませんが、少なくともウォール街が仮想通貨への関心を強めていることを伺えるニュースとなります。
ビットコインがいつ頃50万円台を突破するのか、注目したいところです。
アルトコインの価格は下落基調
ビットコインを除くアルトコインは、下落基調にあります。
時価総額上位100銘柄のうち、わずか6通貨だけが上昇するという厳しい局面にあります。
リップルの価格は2%下落し、ライトコイン、ダッシュ、Moneroはおよそ6%も下落しています。NEMも7%、IOTAに至っては12%も下落しています。
アルトコインが軒並み下落している影響で、仮想通貨全体に占めるビットコインの時価総額は50%に迫る勢いとなっています。
【写真:アルトコインのチャート】
画像の引用:https://coinmarketcap.com/
ビットコインの価格が今後のカギ
仮想通貨市場は、ビットコインの価格の影響を強く受けます。
ビットコインの価格が50万円を突破すれば、また8月後半のような上昇劇が起きる可能性は十分にあります。
ビットコイン関連のニュースやビットコインのチャートをよく確認するようにしましょう。
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