仮想通貨の始め方

仮想通貨は儲かるの?7つの儲け方を一挙公開

「仮想通貨投資」と聞くと、仮想通貨を売り買いして利益をあげるイメージをする人が多いと思います。

たしかにその通りで、「仮想通貨はポートフォリオが重要!億り人になるための戦略とは?でも詳しく説明している通り、仮想通貨で稼ぐ一番オーソドックスな方法が仮想通貨の売買です。

安い価格で仮想通貨を購入し、価格が上昇したタイミングで売れば、その差額を利益として得ることができますね。

ところが、仮想通貨は売買以外の方法でも利益を上げることができます。しかも、中には一円もお金をかけることなくノーリスクで仮想通貨を手に入れる方法だってあります。

あなたはその方法、気になりませんか?

さて、この記事では、仮想通貨で利益を上げる方法をできるだけ多く解説していきます。この記事を読んでいただき、仮想通貨で稼ぐ方法を身につけていただけたいと思います。

なお、この記事を読み進めるにあたって、「仮想通貨の投資方法を完全解説!億り人になるための全知識とは?」を事前に読んでいただくと、理解がより深まると思います。

目代康二
仮想通貨の稼ぎ方を体系的に学べる機会は、それほど多くありません。
この記事でしっかりと儲け方の基本を身につけましょう!

(最終更新日:2019年3月9日)

仮想通貨の儲け方とは?まずは2つ!

仮想通貨で稼ぐ最もオーソドックスな方法が、仮想通貨の売買を通じて利益を得る方法です。株式投資と全く同じ考え方ですね。

ただ、ひとえに売買といっても、通常の取引方法の他に、信用取引だったり、先物取引だったり、様々な種類があります。

通常の取引

もっとも一般的な取引方法が、仮想通貨を安い価格で購入し、それを高い価格で売って利益を得る方法です。

その際、一つだけ注意したいのが、仮想通貨では一連の取引を「ビットコイン建て」で行うことです。

つまり、ビットコインを使ってアルトコイン(=ビットコイン以外の全ての仮想通貨)を購入し、その価格が上がった段階でビットコインに戻すことで、増えた分のビットコインを利益として得られるわけです。

早いところが、ビットコインの枚数集めゲームということですね。ビットコインをどれだけ増やせるかが、重要なポイントとなってきます。

なお、仮想通貨の取引ですが、短期銘柄と長期銘柄に分けて投資すると、効率的に投資できます。

目代康二
例えば1BTC=100万円だとすると、100BTCを集められさえすれば、億り人になれるということですね!
「1億円稼ごう」と考えるよりも、「100BTC集めよう」と考えた方が、なんかいけそうな感じがしますよね。

短期銘柄

短期銘柄とは、ここ1ヶ月ぐらい先に、価格が上昇するきっかけとなる好材料が控えている通貨のことをいいます。

ここでいう好材料とは、例えば取引所に新規上場するニュースや、大手企業との提携ニュースなどです。

好材料が控えていると、期待感からイベントに近づくにつれて価格が少しずつ上がっていき、直前で価格はピークを迎えます。そして、イベント当日には、期待上げが終わって価格が急落します。

短期銘柄で稼ぐポイントが、価格が上がり始める数週間前から購入しておき、イベント直前に売り抜けることです。

長期銘柄

長期銘柄は、数ヶ月から1年ぐらいの期間、保有する銘柄のことをいいます。いわゆる「ガチホ銘柄」ですね。

ガチホ銘柄の条件としては、通貨としての性能が優れていたり、市場でのニーズが高かったり、その通貨の潜在的な価値に対して価格が安すぎることが挙げられます。

ガチホ銘柄は、短期的には価格が上下しますが、長期的に見ると価格が10倍、20倍と上昇する余地があります。

短期銘柄と長期銘柄、両者を組み合わせて取引を進めていくのがいいと思います。

信用取引

仮想通貨は、FXのような証拠金を使った信用取引も可能です。つまり、あらかじめ取引所に証拠金を預けることで、その何倍もの資金を取引できるようになります(レバレッジ取引)。

例えば、国内取引所bitFlyerは、証拠金の最大15倍までの金額が取引可能です。10万円預けていれば、150万円分の取引ができるということですね。

レバレッジを利かせると、うまくいけば利益が15倍になりますが、失敗すれば損失が15倍に拡大しますので、信用取引はハイリスク・ハイリターンな取引方法といえます。

また、空売りをすることで、価格が下がっている局面でも利益を上げることができます。

なお、ただでさえ価格の変動が激しい仮想通貨で、さらに信用取引まですると、そのリスクはとんでもないことになります。

信用取引を利用しなくても、普通に取引しているだけで大きな利益を上げられますから、わざわざ信用取引を始める必要はないかもしれません。

また、一部の取引所では先物取引も可能ですが、こちらもリスクが高くおすすめできません。

参照:bitFlyer

目代康二
価格の変動が激しい仮想通貨は、ハイリスク・ハイリターンな投資といえます。そんな仮想通貨でさらに信用取引をすると、そのリスクはとんでもなく大きくなりますので、注意しましょう。

投資初心者の方への厳選記事 投資初心者にお勧めの記事はこちら!

仮想通貨で儲ける5つの方法

ここからは、仮想通貨の売り買い以外の方法で利益を上げる方法を解説していきます。

投資初心者にとっては、もしかしたらこちらの方法の方が実践しやすいかもしれません。

仮想通貨に投資しようか悩んでいる人は、こちらで紹介する方法を試してみてもいいかもしれません。

AirDrop(エアドロップ)

エアドロップとは、上場前の無名な仮想通貨を広く知ってもらうため、仮想通貨を無料で配布することをいいます。また、ホルダーを事前に増やすことで、取引を活発化させる狙いもあります。

エアドロップ はあくまで無料配布ですので、もらえる通貨の量はそれほど多くありません。しかしながら、時には配布された通貨が数十万円の価値に化けることもありますので、決してバカにはできません。

どうせタダでもらえるわけですから、エアドロップでもらえる通貨は全てもらっておくといいでしょう。

なお、エアドロップのパターンとしては、無料会員登録だけでもらえるパターンと、ある仮想通貨を保有していると自動でもらえるパターンの2通りがあります。

以下、それぞれのケースについて具体的に解説していきます。

無料会員登録でもらえるUnizon

Unizon(UZN)のエアドロップは、無料会員登録だけでもらうことができました。

まだ上場前ではありますが、エアドロップで40UZN(8ドル相当)を無料で受け取ることができました。

日本円にするとわずか800円ほどの価値しかありませんが、将来的に上場して価格が上がったら、数十万円の価値になっているかもしれません。

資金がなくてなかなか投資を始められない人は、まずは無料会員登録型のエアドロップから始めてみてもいいかもしれません。

というか、仮想通貨が“タダ”でもらえるわけですから、できる限り参加した方がいいと思います。

ちなみに、Unizonは保険加入者自らが主体的に保険を作り上げ、それに賛同する人が保険に加入する、ユーザー主体型の保険プラットフォームを目指しています。

なかなか面白そうなプロジェクトですね。

参照:Unizon

NEOホルダーがもらえたOntology

2018年3月1日、NEOの保有者に対してONTology(ONT)という仮想通貨が無料で配布されました。具体的には、1NEOに対して0.2ONTが付与されました。

ざっくり1NEO=6,500円、1ONT=800円とすると、6,500円分のNEOを持っていれば、160円分のONTがもらえた計算になります。

NEOを持っているだけで無料でONTがもらえたわけですから、これも非常に嬉しいですよね。

この種のエアドロップがある時には、あらかじめ対象の仮想通貨を購入しておけば、タダで別の通貨を受け取ることができます。

ところで、エアドロップの際に注意したいのが、エアドロップ実施後、対象通貨の価格が急落することです。

どの人も、エアドロップ目当てで通貨を買いあさりますから、エアドロップが終了すると、一斉に投げ売りを始めるからです。

そのため、このタイプのエアドロップに参加する時には、まだ価格が低い段階から仕込んでおくか、または価格の上下を気にせずガチホすることが大切です。

参照:The Ontology Team

ハードフォーク

ハードフォークとは、仮想通貨の仕様変更のことをいいます。

ここでは難しい説明は省きますが、ハードフォークが起きると、仮想通貨がタダでもらえることがあります。

ハードフォークも仮想通貨をタダで手に入れる一大イベントですので、積極的に参加したいところです。

なお、ハードフォークの情報については、公式ツィッターや取引所などからアナウンスされますので、アンテナを張っておきましょう。

ここからは、過去にあった有名なハードフォーク事例として、ビットコインとイーサリアムのハードフォークについて解説します。

なお、ビットコインやイーサリアムについては、「ビットコインとイーサリアムの違いを解説!投資するならどっち?でも詳しく解説しています。

BCH(ビットコインキャッシュ)

2017年8月1日、世界中が見守る中誕生したのがビットコインキャッシュです。

ビットコインキャッシュは、ビットコインからハードフォークする形で誕生した新しい仮想通貨です。

ビットコインキャッシュが誕生した背景には、ビットコイン取引の拡大によるビットコインの処理能力不足があります。処理能力の高いビットコインキャッシュという仮想通貨を作ることで、その問題に対処しようとしたのです。

ハードフォークの際には、ビットコインと同数のビットコインキャッシュがホルダーに無料で配布されました。

タダでもらえたビットコインキャッシュですが、一時期40万円の高値をつける場面もありましたので、ハードフォークは非常においしいイベントといえるでしょう。

ETC(イーサリアムクラシック)

イーサリアムクラシックも、ビットコインキャッシュと同様、イーサリアムからのハードフォークで誕生した新しい仮想通貨です。

イーサリアムクラシックも、一時期4,000円台をつける場面がありましたから、ハードフォークでイーサリアムクラシックを手に入れた人は、ウハウハだったことでしょう。

なお、イーサリアムクラシックのハードフォークが行われた理由は、イーサリアムがハッキングを受け、65億円ものイーサリアムが盗まれたためです(DAO事件)。

この事件を受け、イーサリアムの開発陣はハードフォークを行いハッキングがなかったことにしようとしましたが、それに反対する一部ユーザーによって、イーサリアムクラシックという通貨が新しく誕生しました。

なお、イーサリアムについてもっと知りたい人は、「イーサリアムのスマートコントラクトとは?仮想通貨を徹底比較」もご覧になってください。

参照:イーサリアムクラシック公式サイト

配当型

配当型とは、ある仮想通貨を保有していると、一定期間ごとに配当として仮想通貨がもらえるものをいいます。

自身が保有する通貨が配当としてもらえるパターンもあれば、別の通貨がもらえるパターンもあります。

仮想通貨を持っているだけで無料で受け取れるわけですから、配当型も非常にアツいです。

参考:「爆上げ必須!取引所トークンの一覧と特徴のまとめ」

OKB

OKBは、大手取引所OKExが発行する独自通貨です。

OKBを持っていると、それを取引手数料の支払いとして利用できたり、上場させたい通貨を決める投票に参加できたり、様々なメリットがあります。

そして、OKBの一番の目玉が、OKExの取引手数料の一部を、毎週金曜日に配当として受け取れるところです。

現状、年利は15〜20%ほどで推移しており、OKBの保有期間が長いほど、その配当も増える仕組みとなっています。

OKBは、ガチホ銘柄としても非常にアツいといえるでしょう。

NEO

中国版イーサリアムと言われるNEOですが、実はNEOを保有しているだけで、GASという仮想通貨が無料でもらえます。

そもそもGASとは、NEOの手数料やマイニングの報酬を支払うために必要となる仮想通貨です。

もともとGASはNEOの中でしか使えない仮想通貨ですが、多くの取引所がGASの取引に対応したため、価格が上昇する要因となりました。

GASを受け取るためには、NEOをNeonWalletなどのウォレットに入れておく必要があります。

1NEOあたりで年間0.1073GASが受け取れる計算となります。

ざっくり1NEO=6,000円、1GAS=2,000円とすると、1NEOを1年間保有していると、およそ200円分のGASが受け取れる計算になります。年利に直すと、3%ぐらいですね。

NEOを持っているだけでGASがタダでもらえるわけですから、これはかなり嬉しいですよね。

なお、仮想通貨のウォレットについては、「仮想通貨のおすすめの保管方法はこれ!ウォレット別の特徴を解説」にて詳細に解説しています。

参照:NEO公式サイト

マイニング

マイニングとは、仮想通貨の取引データを記録する作業のことをいい、この作業に参加すると、新しく発行された仮想通貨を報酬として受け取ることができます。

なお、マイニングについては「ブロックチェーンとは?簡単に仕組みを解説!」にて詳しく解説していますので、ご参照ください。

マイニングに参加する方法としては、自身でコンピューターを用意する方法と、マイニング業者にお金を出して、代わりにマイニングしてもらう方法とがあります。

自分でマイニングを行うのは、初期投資や毎月の電気代などのランニングコストを考慮に入れると、なかなか難しいと思います。

むしろ、業者にお金を支払って、代わりにマイニングしてもらった方がいいかもしれません。

ただ、マイニングを謳った詐欺やネットワークビジネスなどもあるようですので、業者選びは慎重に行いましょう。

マスターノード

マスターノードとは、自身のコンピューターを使って、仮想通貨の取引を支援する立場にいる人のことをいいます。マスターノードになると、仮想通貨の取引を手助けする代わりに、一定の報酬がもらえるようになります。

マスターノードになるためには、仮想通貨を一定数以上保有していたり、様々な条件をクリアする必要がありますが、一度条件さえクリアしてしまえば、あとはコンピューターが勝手に処理をしてくれますので、特別やることはありません。

つまり、マスターノードになってさえしまえば、あとは放置で報酬がもらえるということですね。

マスターノードが可能な通貨には、DASH、TRIG、ION、少し仕組みは違いますがNEMなどがあります。

ちなみに、マスターノードのある通貨は、売り圧力があまり強くならないため、価格が上がりやすい傾向があります。

NEM

NEMは、自由で平等な経済圏を創出することを掲げた仮想通貨です。

NEMにはスーパーノードと呼ばれる存在がおり、NEMの全取引データを保有しています。スーパーノードは、まさにNEMの中核を担う重要な役割を果たしています。

そして、スーパーノードに対しては、その見返りとして毎日高額な報酬が支払われます。

具体的には、一日あたり300XEM(1XEM=3万円とすると900万円相当)が全スーパーノードに対して支払われ、それをスーパーノード同士で山分けします。

一ヶ月あたり2.7億円もの報酬が支払われるわけですから、いかにに高額な報酬かがお分かりいただけると思います。

ちなみに、スーパーノードになるためには様々な条件を満たす必要があります。一番のハードルが、およそ「1億円」相当のNEMを保有する必要があることです。

普通の人がこの条件を満たすのは困難ですので、「スーパーノードっていうのがあるんだ」程度に流しておくといいでしょう。

スーパーノードやNEMについては、「仮想通貨ネム(NEM/XEM)とは? その将来性とチャートを徹底解説」の記事もご覧になってくださいね!

投資初心者の方への厳選記事 投資初心者にお勧めの記事はこちら!

仮想通貨の儲け方のまとめ

今回は、仮想通貨の中でも「儲け方」に焦点を当てて解説してきました。

仮想通貨の儲け方は、何もトレードだけではなく、他にも色々と種類があることをお分かりいただけたと思います。

自分に合った方法で、投資を始めてみませんか?

ビットフライヤーの二段階認証と登録方法・本人確認方法をまとめて解説前のページ

bitFlyer(ビットフライヤー)の入金方法と入金が遅い・反映されない時の対処方法次のページ

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