最近、高利回りファンドとして「インフラファンド」というものが注目されています。
通常の投資信託よりも高い利回りが期待できるインフラファンドは、うまみのある投資といえます。
ただ、インフラファンドというものを初めて聞いた人も多いと思います。
そこでこの記事では、インフラファンドの基本について解説していきます。
インフラファンドの基本
インフラファンドとは
インフラファンドとは、投資家から資金を集め、その資金を元に太陽光発電施設や道路、空港などのインフラ施設に投資する金融商品のことをいいます。
近年、政府や地方自治体の財政不足が問題視される中、民間資金を活用したインフラ投資が必要とされています。
一方、安定した投資先や分散投資先として、インフラ投資への投資家の関心は高まっています。
このような背景から、インフラファンドは資金調達方法として、そして投資先としても注目されるようになっています。
インフラファンドはwin-winの関係
インフラファンドは、政府や地方自治体としては、民間資金を活用してインフラ整備ができるため、財政負担を軽減できるメリットがあります。
一方、投資家としては、インフラという安定基盤から一定の収益を得られるため、投資先として魅力があります。
特に太陽光発電は、固定買取制度により20年間安定した売電収入を得ることができます。この売電収入を元に、投資家側に安定した利益がもたらされます。中には利回りが7%を上回る銘柄もありますので、要注目です。
つまり、インフラファンドは政府や投資家にとってwin-winなものなのです。
インフラファンドの仕組み
REITと同じ仕組み
インフラファンドの仕組みは、基本的にはREITと同じです。投資家から投資資金を集め、その資金を元にインフラを整備し、収益を投資家に分配します。
REITではマンションやオフィスビルといった不動産を投資対象としたファンドがREIT市場に上場していますが、インフラファンドでは、インフラ施設に投資するファンドがインフラファンド市場に上場しています。
(図の引用:株式会社日本取引所グループ http://www.jpx.co.jp/equities/products/
infrastructure/outline/index.html)
インフラファンドは3銘柄上場している
2017年8月現在、インフラファンドは3銘柄上場しています。そのいずれも太陽光発電設備に投資します。そのため、長期間安定した収益を得ることができます。
・日本再生可能エネルギーインフラ投資法人
・いちごグリーンインフラ投資法人
・タカラレーベン・インフラ投資法人
以上3つのファンドの中から、自分にあったファンドを見つけ投資しましょう。
インフラファンドのまとめ
今回はインフラファンドについて解説してきました。
インフラファンドはなかなかおいしい投資先ですので、興味を持った方はぜひ挑戦してみてくださいね!
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