IOTA(アイオータ)は、2017年に上場した仮想通貨です。上場後、500倍もの価値がついたということで、かなり話題となりました。
この記事では、衝撃的なデビューを果たし、今注目されているIOTAについて解説していきます。
仮想通貨IOTAとIOT
IOTAとIOT
IOTAとは、IoT(Internet of Things)に活用する目的で開発された仮想通貨です。
IoTは、モノをインターネットに接続させることをいいます。現状、パソコンやプリンターなどのIT関連機器はインターネットに接続していますが、そのほかの製品についてはまだまだインターネットに接続されていません。こういった電化製品をインターネットにつなげることで、私たちの生活はさらに便利で豊かなものになると考えられます。
例えば、最近ではエアコンをインターネットにつなげることで、外出先からでも空調を作動させることができるようになっていますね。
様々なモノをインターネットに接続させることで、日常生活をより便利にしたり、効率的にエネルギーを利用することが期待されています。
IoTではコストと安全性が問題
IoTにより私たちの生活は便利になると期待されていますが、コストと安全性が問題視されています。
インターネットに接続する際のコストが高いと、IoT機器のコストも上がってしまいますし、セキュリティもしっかりしていないと、外部から不正にアクセスされる危険があります。
こういったIoTの抱える問題を解決するのが、今回ご紹介する「IOTA」という仮想通貨なのです。
仮想通貨IOTAの特徴
取引手数料が全て無料
IOTAの一番の特徴が、取引手数料が全て無料であることです。
ほかの仮想通貨では取引手数料がかかってしまいますので、これはIOTAの大きなアドバンテージといえます。
それでは、IOTAではなぜ取引手数料が無料にできるのでしょうか?
それは、「Tangle」という仕組みのおかげです。
Tangleは、ブロックチェーンと似たような処理ができる技術で、ブロックチェーンよりもさらに効率良く処理することが可能となっています。Tangleにより、取引手数料無料と処理スピードの速さを実現しているのです。
セキュリティ性が高い
IOTAは、Tangleというセキュリティ性が高い技術を組み入れていますので、IoTの課題であったセキュリティの脆弱性を克服することができます。
もともとIoTでは、デバイスに対して不正なデータ送信やデータ改ざんが行われる恐れがありました。ところが、IOTAが登場したことで、外部からの不正アクセスが不可能となるのです。
IOTAの取引所
IOTAを取り扱っている取引所は、残念ながら香港にある「Bitfinex」しかありません。ですので、IOTAに投資を検討されている方は、Bitfinexに口座を開設する必要があります。
まだBitfinexでしか取り扱いがないにもかかわらず、ICOで500倍もの価値がついたIOTAは、世間から大きく注目されていると考えられます。
IOTAの動向からは、目が離せませんね。
IOTAの今後とまとめ
今後の発展に期待
IOTAはまだまだ開発途中の仮想通貨ですが、今後「実需」の面でさらに利用が拡大されていくと考えられます。
価格が安い今のうちにIOTAを購入しておけば、もしかしたら大化けするかもしれません!
ただし、仮想通貨はハイリスク・ハイリターンな投資です。余剰資金の範囲で投資を行うようにしましょう。
(画像の引用:Blockchain Business Community
http://businessblockchain.org/about-cryptocurrency-iota)
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