ロシアの銀行Tinkoffが仮想通貨発行を計画
ロシアの銀行Tinkoffの創設者オレグ・ティンコフ氏は、自身のFacebookページ上で「仮想通貨の発行準備がほぼ完了している」と公表しました。
Tinkoffは2006年に設立された銀行で、独自のクレジットカードの導入により、短期間のうちに多くの顧客を獲得することに成功しました。
Tinkoffのクレジットカードは、ロシア国内で2強に入り、国内シェア11.5%、800万枚ものカードが発行されています。
ただ、ロシアでの仮想通貨発行は、まだ厳しい状況にあります。というのも、ロシア政府はビットコイン決済禁止の意向を表明しているからです。
これに対してTinkoffのオレグ・ティンコフ氏は、「発行した仮想通貨がロシア中央銀行と競合することはない」と述べています。また、「仮想通貨は本物の通貨であり、取引を禁止するのではなく、規制して合法化する必要がある」とも述べています。
オレグ・ティンコフ氏のFacebookでの発言に対して、SNS上には好意的な意見が多く寄せられています。
今後、ロシア政府がどのような決断を下すのか、注目したいところです。
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