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マレーシア政府が仮想通貨の規制ガイドラインを設け、合法化の方向へ

マレーシア政府が仮想通貨の合法化を検討

マレーシア政府と金融当局は、マレーシア国内におけるビットコイン業界の規制を実施するとともに、仮想通貨を合法化することを検討していると発表しました。

マレーシア中央銀行の発表によると、マネーロンダリングやテロ資金供与に関するガイドラインを設けた後、仮想通貨取引を合法化させる方向とのことです。

アジアではすでにフィリピンが仮想通貨を合法化しており、多くの出稼ぎ労働者が海外送金の手段として仮想通貨を利用しています。

マレーシア政府の仮想通貨合法化が正式に決まれば、仮想通貨を使った海外送金がより簡単に行えるようになるでしょう。

 

現状は資本規制が厳しく海外送金も困難

今回仮想通貨の合法化に動き出したマレーシアですが、もともと厳しい資本規制が行われていました。

マレーシアは自国通貨が国外に流出することを厳しく規制しており、国内の出稼ぎ労働者が海外に送金する際には、かなり手間がかかっていたのです。

また、2016年後半には、マレーシアは自国通貨の大幅な切り下げで打撃を受けたため、オフショア取引をより厳格に規制した経緯もあります。

このように、マレーシアでは長年にわたり厳格な資本規制が行われており、国境を超えたお金の移動が制約されていました。

ですが、ここにきて仮想通貨の合法化の方向性が決まったため、今後は仮想通貨を使った海外送金が大幅に伸長するものと考えられます。出稼ぎ労働者も、仮想通貨を使って容易に海外送金できるようになることでしょう。

 

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