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高利回りな通貨選択型ファンドの魅力と問題点とは

投資信託を探していると、高利回りな通貨選択型ファンドが目に止まることがあると思います。たしかに通貨選択型ファンドは利回りが高く、非常に魅力的な投資のように思えます。

しかし、通貨選択型ファンドには、表面的には分かりませんが、大きな問題点があります。

今回はそんな通貨選択型ファンドの魅力と、その問題点について解説していきます。

通貨選択型ファンドの基礎知識


まずは通貨選択型ファンドの仕組みとその魅力について解説していきます。

通貨選択型ファンドとは

通貨選択型ファンドとは、株式や債券などの投資対象に投資しつつも、日本円、米ドルなどの各国通貨の中から、自分が選んだ通貨で為替ヘッジができるファンドです。

通常のファンドの場合、投資先の株式や債券、REITなどから生まれるリターンしか得ることができませんが、通貨選択型ファンドの場合には、それに加えて「為替差益」や「ヘッジプレミアム」を得ることができます。

複数の収益ポイントを設けているため、通貨選択型ファンドは高利回りを実現しているのです。

選択する通貨によってリターンに違いが出る

通貨選択型ファンドは、自分が選択する通貨によってリターンに違いが出ます。たとえファンドの運用益が同じだとしても、選択した通貨によって為替差益やヘッジプレミアムが変わってくるのです。

為替差益とは、選択した通貨の為替レートが対円で上昇した場合、それを為替差益として得ることをいいます。逆に為替レートが下落した場合には、為替差損が発生します。

ヘッジプレミアムとは、低金利通貨から高金利通貨へ交換を行った場合、その金利差を受け取れることをいいます。反対に高金利通貨から低金利通貨へ交換すると、その金利差をヘッジコストとして支払う必要が出てきます。

為替差益とヘッジプレミアムを考慮して投資できれば、ファンドの運用益だけでなく、為替差益とヘッジプレミアム両方を利益として得ることができます。

通貨選択型ファンドでは高金利通貨を選択する

ヘッジプレミアムを得るためにも、通貨選択型ファンドでは高金利通貨を選択するのがいいでしょう。

例えば、通貨選択型の債券ファンド(年利2%)があるとします。

もしも金利差が3%ある高金利通貨を選択して投資を行うと、ファンドの収益の2%に加え、ヘッジプレミアムとしてもう3%受け取ることができます。

合計して、年利5%で運用できることが分かります。

つまり、より高いリターンを狙いたいのなら、豪ドルやブラジルレアルなどの高金利通貨を選択することが大切です。

 

通貨選択型ファンドの注意点


通貨選択型ファンドは、たしかに高利回りなのが魅力ですが、実は思わぬ落とし穴があります。

しっかりと注意点を認識し、堅実に投資を行いましょう。

手数料が高い

通貨選択型ファンドは、実は販売手数料や信託報酬が高く設定されています。

投資信託について勉強したことがある方ならご存知の通り、販売手数料は無料が基本、さらに信託報酬は安ければ安いほどいいです。

そういう意味では、通貨選択型ファンドは投資に値しないと考えられます。

商品の仕組みがかなり複雑

通貨選択型ファンドの注意点は、何よりも商品の仕組みが複雑すぎて、それを理解して投資できる人がほとんどいないことです。

通貨選択型ファンドのようなファンドを2階建て(ファンドの収益+為替プレミアム)といいますが、最近では3階建のものや4階建のものまで出てきており、その仕組みはより一層理解し難いものになりつつあります。

仕組みが複雑ということは、自分が想像していなかった要因で、思わぬ損失が出ることがあるということです。

投資の鉄則として「自分が理解できないものには投資しない」というのがありますが、通貨選択型ファンドもまさにそれではないでしょうか。

通貨選択型ファンドに投資する際には、仕組みを理解してから行いましょう。

投資対象がハイリスク・ハイリターン

高利回りが魅力な通貨選択型ファンドですが、やはり投資対象である債券などの価格が変動するリスクがあります。

特に通貨選択型ファンドは、新興国債券やハイイールド債で運用されることが多いため、通貨のリスクを抜きにしても、そもそもハイリスク・ハイリターンな投資なのです。

最悪の場合には、デフォルトする可能性もあります。

選択する通貨だけに気をとられるのではなく、投資対象についても確認するようにしましょう。

ヘッジプレミアムも変化する

通貨選択型ファンドではヘッジプレミアムを得ることができますが、ヘッジプレミアムが常に一定である保証はありません。

高金利通貨がいきなり低金利になったり、金利が変動する恐れがあります。

金利差が逆転した場合には、ヘッジコストを支払う必要も出てきます。

為替レートの影響を受ける

通貨選択型ファンドは為替レートの影響も受けます。円高になれば、当然外貨建ての商品の価値は下がります。

せっかく収益が出ていても、為替の動向次第でマイナスに転じる可能性もあります。

リスク要因が多すぎる

ここまで読んできたあなたならお分かりだと思いますが、通貨選択型ファンドには

・投資対象
・金利差
・為替レート

3つのリスク要因があることが分かります。

これだけのリスク要因を、投資家個人で綿密にシミュレーションして投資することは非常に困難です。

高利回りな通貨選択型ファンドは魅力的ですが、これだけのリスク要因を考慮に入れると、投資する価値があるのか疑問に残ります。

これなら普通のファンドに投資した方が、よっぽど仕組みがシンプルで分かりやすいでしょう。

 

まとめ


今回は何かと話題の通貨選択型ファンドについて解説してきました。

高利回りなのは魅力的ですが、長期的に資産形成することを考えた場合、通貨選択型ファンドは投資に向かないことが分かります。

しっかりと投資に対する理解を深め、堅実に投資を進めましょう。




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