【この記事は、過去に書かれた記事を2018年9月5日に加筆修正したものです。】
将来の備えは自分で行う時代へ
年金問題や増税の可能性を考えると、自分の将来に対して漠然とした不安を抱く人も多いでしょう。
これからの時代、確定拠出年金が主流になり、自分の年金は自分で運用する時代になりつつあります。私たちは、今ままで以上に自分の資産形成について真剣に考える必要があります。
ただ、まだ投資を始めたことがない人は、どのように資産形成すればいいか分からないことでしょう。
そこでこの記事では、投資初心者でも簡単に始められるインデックスファンド投資について解説していきます。
インデックスファンドで将来に備えよう!
例えば、毎月3万円を年利0.3%の銀行預金に積み立てていくとします。
すると、30年後の元本は1,080万円、利息を合わせると約1,120万円となります。30年間投資しても、この低金利の中では、利息がわずか40万円ほどしかつかないのです。
一方、上記の例で、インデックスファンドを使って年利3%、5%で運用したケースを考えてみます。
年利3%で運用すると、30年後には約1,750万円、年利5%で運用すると約2,500万円となります。銀行預金の約1,120万円と比べると、インデックスファンドで運用した方が圧倒的にお金が増えていることが分かります。
つまり、将来に備えるという意味では、低金利の銀行預金で運用するよりも、インデックスファンドなどの利回りの高い金融商品で運用した方がいいということなのです。
インデックスファンドのおさらい
インデックスファンドは、日経平均株価やTOPIXなどのインデックス(指標)と連動した運用成果を目指す投資信託です。
インデックスファンドに投資する際に大切なのが、どのファンドを選ぶかということです。
インデックスファンドは投資する資産クラス別に、国内債券型、国内株式型、外国債券型、外国株式型の4種類に大別されます。後者になるほどリスク・リターン共に上がっていきますので、自身の目標とする利回りに応じて資産クラスを決めるといいでしょう。
参考:「投資信託の選び方の決定版!9つのポイントを押さえよう!」
なお、忘れちゃいけないのが「手数料」です。ファンドによって購入手数料や信託報酬が異なりますし、何よりも手数料は投資リターンを確実に下げます。
購入手数料は無料のものを、信託報酬は1%を切るものを選択したいところです。
まずは小さく始めてみよう!
投資初心者は、まずは投資を小さく始めることが大切です。投資を進めていくにつれ、徐々に投資への理解が深まりますので、それから別の金融商品へチャレンジしてみるといいでしょう。
インデックスファンドを購入するためには、まず証券会社で口座を開設する必要があります。手数料の安いネット証券を選ぶのがおすすめです。
さあ、早速口座を開設して投資を始めてみましょう!
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