(この記事は、過去に書かれた記事を2018年7月10日に加筆修正したものです。)
インデックスファンドとは
インデックスファンドとは、日経平均株価やTOPIXなどのインデックス(指数)に連動するように運用される投資信託です。
例えば、日経平均株価に連動するインデックスファンドの場合、日経平均株価が採用する銘柄とほぼ同じ銘柄をファンドに組み込んでいるため、両者の値動きはほぼ同じように推移します。
個人が、日経平均株価などの指数と同じ運用成果を出そうと思ったら、日経平均株価に採用されている全銘柄を購入する必要がありますが、それは資金的に不可能でしょう。
ところが、インデックスファンドを1つだけ購入しさえすれば、日経平均株価に採用されている全銘柄を購入したのと同じ効果が得られます。
つまり、インデックスファンドに投資することで、市場全体に満遍なく分散投資しているのと同じ効果が得られ、投資のリスクを抑えることができるのです。
インデックスファンドは投資初心者にオススメ!
インデックスファンドへの投資は、投資初心者には非常にオススメです。
1つ目の理由が、リスクを低くできる点です。
インデックスファンドは、多数の銘柄に分散投資していますので、株式投資のように個別の銘柄を細かく分析する手間はかかりませんし、リスクを分散できる効果があります。
2つ目に、投資の手間がかからないことが挙げられます。
インデックスファンドへの投資は、基本的に数十年単位の長期投資が前提ですので、仮にファンドが短期的に値下がりしても、長期で見れば基準価額は右肩上がりで上昇を続けるので、慌てて損切りをする必要はありません。
一度ファンドを購入したら、その後は特段やることはなく、そのまま保有を続ければいいのです。
インデックスファンドとETFはどっちがオススメ?
インデックスファンドと同じような商品に「ETF(上場投資信託)」があります。
ETFとは、証券取引所に上場されたインデックスファンドのことをいいます。ETFは株と同じようにリアルタイムで売買できますし、信託報酬が非常に安い特徴があります。
長期投資をするのなら、信託報酬が安いETFに投資するのが賢明といえるでしょう。
ただ、ETFを購入する際には取引手数料がかかります。ある程度まとめてETFを購入しないと取引手数料が高くついてしまうので、注意しましょう。
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