リップル(XRP)の価格が30%上昇!
リップル(XRP)の価格が、10月初めから30%近くもの高騰を見せています。
XRPの価格は、10月初めは22円でしたが、8日には30%上昇して31円をつけました。時価総額にしておよそ1兆1千億円、時価総額3位に位置しています。
リップルの価格が高騰した背景には、以下の2つの要因が考えられます。
1つ目の材料が、来週トロントで行われるカンファレンス「Swell」です。投資家の間では、このカンファレンスで重大な発表が行われると期待されています。
発表を受けて価格が上昇するのを期待して、事前にXRPを買う動きが加速しています。ただ、発表の内容が市場の期待に満たないと、XRPの価格が急落する可能性があります。
2つ目に、最近のリップル社の取り組みが挙げられます。
リップル社は、アジアを中心に積極的にサービス拡大を図ってきました。9月には、金融サービスで中心的な役割を果たしているインドやシンガポールにオフィスを構え、アジア市場におけるサービス拡大に布石を投じています。
また、先週には自身が提供するブロックチェーンスタートアップ企業のネットワークに、100社目が参加したと発表しました。
このように、リップルのネットワークが拡大するということは、XRPの価格も上昇するということです。リップル社の前向きな姿勢は、投資家にとって歓迎すべきことです。
上昇が期待されるリップルにも懸念材料が
好調なリップルにも、実は懸念材料があります。それは、リップルの取引のおよそ70%が、韓国の取引所Bithumb、Coinone、Korbitに集中していることです。
たしかに、リップルがアジア圏に浸透するのは今後の成長にとって不可欠です。ただし、リップルの取引が韓国ウォンとの取引だけに集中しているのには、注意した方がいいでしょう。
もしも中国のような規制が韓国で行われた場合には、リップルに致命的なダメージが及ぶと考えられます。
リップルが今後どのような進展を見せるか、注視した方がいいでしょう。
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