中国建設銀行がIBMとブロックチェーン技術で提携
世界第2位の総資産額を誇る中国建設銀行は、IBMと提携し、香港におけるリテール業務においてブロックチェーン技術を使ったプラットフォームを導入する構えです。今回ブロックチェーン技術を導入するのは、銀行と保険会社との間の顧客情報を連携するシステム上においてです。
銀行窓口では、保険商品を顧客に販売することで、銀行業務以外の利益を確保する動きがあります。保険会社としても新規顧客を獲得することができるため、銀行窓口における保険販売業務は、拡大の一途をたどっています。
とことが、顧客情報を銀行と保険会社との間で連携させる際、うまく情報が連携できなかったり、余分なチェック作業が必要となる問題がありました。
この問題を解決するために、IBMと中国建設銀行はブロックチェーン技術を用いたプラットフォーム開発に乗り出したのです。ブロックチェーン技術を用いて顧客情報を管理することで、保険処理業務にかかる時間と手間を大幅に削減することが期待されます。
ブロックチェーン技術を用いたこのプラットフォームはテスト段階ですが、この実証実験が無事成功すれば、今後様々な保険会社と銀行間で活用されることになるでしょう。
仮想通貨には様々な可能性がある
仮想通貨は、単なる決済手段としての機能の他に、ブロックチェーンを技術を用いて様々なことを行うことが可能です。
例えば、イーサリアムのスマートコントラクトを利用すれば、契約をオンライン上で行えるようになり、分散化技術によってその正確性が完全に保証されるようになります。
今回のプラットフォームも、ブロックチェーンを使った先進的な取り組みの一つと言えます。
今後、仮想通貨は私たちの日常生活にどんどん浸透してくることでしょう。仮想通貨の動向には要注目です。
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