北京市当局がビットコインの取引停止を指示
中国の報道によると、北京市当局は9月15日、ビットコインの取引停止をするよう北京市内に拠点のあるビットコイン取引所に指示を出しました。
これを受け、すでに中国の三大取引所の一つBTCCは、9月末で取引を停止する旨発表しています。さらに残りの取引所OKCoin、Huobiも、10月末をもって取引を停止すると発表しています。
中国では3大取引所の閉鎖が決まり、最終的には全取引所が取引停止になる見通しです。
ただ、中国政府は、何も仮想通貨そのものの取引を禁止したわけではありません。あくまで、犯罪や違法な海外送金のリスクに備えるため、一時的に取引所を閉鎖したと考えられます。
今後、関連法令の整備が完了次第、再び取引所が解禁されるものと予想されます。
報道を受けビットコインは急落
ビットコインは、中国での取引所閉鎖のニュースを受け、40万円台から30万円台へ一気に相場が急落しました。ただ、その後は買い戻しも入り、不安定な値動きが続いています。
中国でのニュースは、ビットコインだけでなく、仮想通貨市場全体にも影響を与えています。
中国でのビットコインの行方からは、目が離せません。
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