物件探しをする際には、いかに安くて満足の行く物件を探すかが重要ですよね。
そこで今回は、最高の物件を探すための方法をまとめてみました。
ぜひ、参考にしていただければと思います。
最高の物件探しの手順
それでは物件探しの手順を順番に見ていきましょう。
この手順に従って、最高の物件を探しましょう!
予算を決める
まず最初は、自分の予算を決める必要があります。
賃貸物件を借りる際には、「初期費用」と「毎月の家賃等」の2種類の費用がかかります。
まずは初期費用の概算額から見ていきましょう。
初期費用
初期費用では、だいたい家賃の3〜6ヶ月分がかかると言われています。
仮に家賃が毎月7万円の物件を購入した場合には、初期費用が21万円〜42万円ほどかかることになります。
以下がその初期費用を列挙したものです。
・敷金(家賃の1〜2か月分)
・礼金(家賃の1〜2か月分)
・仲介手数料(家賃の1か月分)
・火災保険料(15,000〜20,000円ほど)
・契約日からの日割りの家賃
・翌月の家賃の前払い
・保証会社への保証料
・鍵の交換代
毎月の家賃等
賃貸物件では毎月の家賃を支払うことはもちろん、他にも電気代や水道代、ガス代を支払う必要があります。
一般的に、家賃は手取り収入の3割以下が目安と言われています。
例えば、手取り収入が20万円の場合、家賃は7万円以下に抑える必要があります。
ここまでをまとめると、自分の貯金額と手取り収入から、賃貸する物件の予算を決めることになります。
家賃の相場を調べる
予算を決めたらすぐに物件を探し始めるのではなく、まずインターネットのポータルサイトを使って、住んでみたいエリアの家賃相場を確認します。
最初に立てた予算を元にある程度エリアを絞れたら、そのエリアを中心にいろいろな物件を見て、相場観を養うようにしましょう。
代表的なポータルサイトとしては、HOME’SやSUUMOなどが挙げられます。
住みたい地域、間取り、駅からの距離を決める
相場観の調査が終わったら、自分が住みたいと思うエリアをまず決めます。
エリア
社会人の場合には勤務先、学生の場合には学校へのアクセスが物件選びのポイントです。
乗り換え回数や通勤時間など、自分が重視する観点から条件を絞りましょう。
最寄駅からの距離
物件のエリアが決まったら、次は駅からの距離でしょう。
一般的には駅からの距離が遠くなるほど家賃が下がりますので、家賃との兼ね合いで駅からの距離を選ぶことになります。
ちなみに、チラシなどで乗っている「徒歩〇〇分」というのは、分速80メートルで計算したものです。
したがって、駅から徒歩10分の物件ということは、駅から800メートル離れていることになります。
間取り
一人暮らしの場合には1Rや1K、2人で済む場合には2K〜という間取りでしょう。
中でも広い部屋が好まれるようですが、部屋が広いだけでは収納力がないため家具を置くことになり、結局、部屋が狭くなることも考えられます。
よって、収納力があるかどうかも確認するようにしましょう。
部屋の仕様などを決める
続けて決めるのが、部屋の細かい仕様です。
エアコンは付いているのか、お風呂とトイレは別か、ウォシュレットは別か、こういった細かい仕様について決めるようにします。
インターネットで物件探しをする
以上で物件探しの条件を決めることができました。
ここからは、実際に物件をインターネットのポータルサイトで探し始めます。
先ほども説明した通り、HOME’SやSUUMOなどを利用して物件を探していきます。
不動産会社に足を運ぶ
いい物件がありましたら、実際に不動産屋に足を運びます。
インターネット上では分からない細かい情報もありますので、担当者から直接話を聞き、物件に対する理解を深めるようにしましょう。
物件を内見する
自分がいいと思える物件があったら、内見にいきます。
一般的な内見の件数は5〜10件ほどのようです。
内見の際には、メジャーやメモ用紙、カメラを持っていくといいでしょう。
内見の際には、以下のポイントを押さえましょう。
室内
・日当たり
南向きがいいと言われています。東向きなら午前中、西向きなら午後に日当たりが良くなります。
・窓からの眺め
窓からの景色や、隣の建物との距離が近すぎないかも確認します。
・部屋の広さ
図面で部屋の広さが書かれていても、メジャーを使って、持ち込む予定の家具が入るか確認しましょう。
また、冷蔵庫や洗濯機置き場も、実際に入るかどうかチェックします。特に冷蔵庫は扉の向きによっては開けづらいこともありますので、確認するようにしましょう。
同時に、家具が入った場合の部屋についてもイメージしてみましょう。
・騒音
窓を開けたり閉めたりして、周りの騒音を確認するようにします。
・設備
エアコン、コンロ、照明などが使えるかチェックします。
また、キッチンや洗面所の収納も確認するようにします。水周りは小物が多いですので、しっかりとチェックしましょう。
・バルコニー
洗濯を干せる広さがあるかチェックします。
女性の場合、安心して洗濯物が干せるかも確認します。
・内装
フローリングや壁、天井に傷や汚れがないチェックします。また、コンセントや配線の端子の場所を確認して、数が足りるか、位置が問題ないかも確認します。
建物
・共用部
きちんと清掃されて清潔な状態か、他の入居者の私物が置いていないか確認します。
また、ゴミ置場の位置や状態、自転車置場や駐車場についても確認します。
・設備
防犯カメラの有無や宅配ボックスなどの設備があるかも確認します。
周辺環境
・最寄駅まで実際に歩く
説明された徒歩の時間と、実際に歩いた時の時間は違うものです。
実際に歩いて時間を計るようにしましょう。
・昼と夜に行ってみる
気になる物件があったら、昼間だけでなく夜も見に行ってみましょう。
昼間はにぎやかでも、夜になると人通りがなくなったり、街灯が暗かったりする可能性もあります。
特に女性は要注意です。
・周辺施設を確かめる
スーパーやコンビニなど、生活で必要な商業施設があるかも確認します。
やはり生活するわけですから、周辺施設の充実は大切です。
契約内容を交渉する
物件を内見して気に入った場合には、次は家賃や敷金、礼金について交渉します。
「即入居するので安くしてください」と大家にとってメリットとなることをアピールして、敷金や礼金の交渉をするのも手でしょう。
豆知識
引越しをする際には、1〜3月、9月の時期は引越しをする人が多く需要が大きいため、その分家賃が高くなる傾向にあります。
よって、こう言った繁忙期を外して引越しをすると、少ない費用でいい物件に住める可能性が高まります。
8月と11月が家賃設定が低い傾向にありますので、この時期に引越しをするのがお勧めでしょう。
まとめ
ここまで、賃貸物件の探し方について見てきました。
私も今年から来年初めにかけて引越しをする予定ですので、自分でまとめた「この記事」を参考にして、物件探しをしたいと思います。
あなたにとって最高の物件が見つかるといいですね!