FXのレバレッジが25倍から10倍へ引き下げられる
10月27日、日本経済新聞の報道によると、金融庁がFXのレバレッジを現在の最大25倍から10倍に引き下げることを検討していることが明らかになりました。
今回のレバレッジ引き下げの背景には、レバレッジ取引で投資家が損失を抱えることを防ぎたい狙いがあるようです。
そもそもFXとは外国為替証拠金取引のことで、日本円と外国通貨を売買して利益を得る取引のことを言います。為替レートの変動と、各通貨間の金利差(スワップポイント)を利用して利益を得ます。
FX取引では、少額の証拠金をFX会社に預け入れることで、その何倍もの金額を取引することができます。これをレバレッジといいます。
例えば、証拠金を10万円預け入れたとします。レバレッジ1倍の場合には、10万円分の取引ができます。仮にレバレッジを25倍にすると、なんと250万円分の取引ができるのです。
このレバレッジをかければかけるほど、利益も大きくなります。単純にレバレッジを25倍にすれば、利益も25倍になるのです。これがFXの魅力であり、そして危険な部分でもあります。
レバレッジをかけるということは、、損失が出た場合には、レバレッジをかけた分だけ損失が拡大するということです。相場が急変すれば、一瞬のうちに多額の借金を抱えることになります。
FXでは適切なリスク管理が大切
FXのレバレッジ10倍規制が導入されようがされまいが、私たち投資家はリスク管理を徹底することが大切です。
普段の取引から過度なレバレッジを避け、リスクを負える範囲でレバレッジをかけることが大切です。また、自分の中でロスカットルール(損切りルール)を設け、確実に損失を切り捨てることも大切です。
感情的にならず、自分の取引ルールに則って冷静に取引しましょう。
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