株主優待ってそもそも何?
株主優待とは、株式を保有している投資家に対して、企業がお礼の品を送るサービスのことをいいます。2017年10月現在、株主優待を実施している企業は1,300社ほどになっており、ますます世間から注目されるようになっています。
通常、株式投資の利益は、株の値上がり益か配当金です。ところが、最近では配当金目当てに株式投資を始める人も増えています。株主優待は、投資家にとって魅力的な存在となりつつあります。
株主優待をもらうには条件がある!
株主優待を受け取るためには、企業ごとに定められた最低保有株数や最低投資額の条件を満たし、かつ「権利確定日」に株主名簿に名前が載っている必要があります。
ところで、権利確定日に名簿に名前が載るためには、その4営業日前(権利付き最終日)までに株を保有していないといけません。
ただ、これには抜け道があって、権利確定日に名前さえ載っていれば、「1日だけ」その企業の株を保有していても優待を受けられるのです。
つまり、権利付き最終日に株を購入し、その翌日(権利落ち日)に株を売却しても、株主優待を受けることができるのです。
株主優待だけを目当てに投資するなら、1日だけ株を保有するのも一つの手です。
どんな株主優待を選ぶとお得なの?
株主優待は色々な企業が実施しており、どの銘柄を選べばいいか正直悩むところです。
お得な優待銘柄を判断するポイントについて、ここではご紹介します。
優待利回りが高い
優待利回りとは、自身で購入した株の金額に対して、どれぐらいの価値の優待が受け取れるかを計算したものです。なるべく優待利回りが高い銘柄を購入した方がお得ということになります。
例えば、20万円分の株を購入したとして、年間5,000円分の商品券が受け取れるとします。この場合、優待利回りは2.5%となります。
ちなみに、優待利回りは株価が上昇すれば下がり、株価が下落すると上がります。優待銘柄を購入する際には、色々な銘柄の優待利回りを比較してみましょう。
優待内容が魅力的
優待銘柄を選ぶ際に重要なのが、果たしてその優待があなたにとって必要なものかどうかです。
例えば、飲食店の優待銘柄を購入したとして、近くにその店舗がなければ何の意味もありません。
自分のライフスタイルを振り返ってみて、自分が使いそうな優待があれば投資を検討してみましょう。
最低投資額が少なくて済む
どんなに魅力的な優待があっても、必要投資額が高く投資できなかったら意味がありません。
優待銘柄の中には、わずか数万円から投資できる銘柄もある一方、中には数百万円出さないと購入できない銘柄もあります。
数百万円もの大金を出して投資するよりも、10万円台の優待銘柄を複数組み合わせた方がリスク管理しやすいでしょう。
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