株の選び方

株で勝つなら銘柄の選び方が重要!株式投資の基本

「投資」と聞くと、株式投資を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか??

あなたの周りを見回してみても、意外と多くの人が株式投資をしていませんか?

これは、株式投資が比較的簡単に始められて、かつシンプルな仕組みだからだと思います。

ここでは、株式投資の基礎中の基礎を見ていきたいと思います!

【この記事は、過去に書かれた記事を2018年7月25日に修正したものです。】

株式投資の基礎知識

まずは、株式投資を始める前に、最低限知っておいた方が良いことについて簡単に説明します。

意外と知っているようで知らないことが多くあると思いますよ!

株式とは

株式とは、企業が商品やサービスを提供したり、工場や事務所を作るのに必要なお金を、広く調達するために発行する証券です。

株式を所有している人を株主と言いますが、株式会社は、株主が集まってできていると考えられます。

よって、その企業の株式を一部でも持っていれば、その企業を、その株式分だけ持っているということになります。

株式会社の真の所有者は、株主ということです。

株主の3つの権利

株式を保有している株主には、3つの権利が与えられます。

経営に参加する権利

株主は、会社の経営方針などを決める株主総会に出席し、決議に参加することができます。

その株主総会では、会社の経営にかかわる決議は多数決によって決まります。

より多くの株式を持っているほど、より多くの投票をすることができます。

よって、多くの株式を持っている株主が、会社の経営に対して、大きな影響を与えることができるのです。

利益を受け取る権利

株主は、持っている株式の数に応じて、配当金を受け取ることができます。配当金とは、企業のあげた利益に応じて分配されるお金のことです。

企業が多くの利益を上げた場合、より多くの配当金を受け取ることができます。

逆に、利益があがらなかった場合は、配当金が出ない場合もあります。

会社の残った資産を受け取る権利

こちらは、会社が解散した際に、金融機関などへの支払いが終わった後、残った資産を受け取れる権利です。

こちらも、持ち株数に応じて受け取れる金額が決まります。

できれば、行使する機会が無い方が良いです。

株式投資に掛かる費用

株式投資をするには、まず証券会社に口座を開設し、証券会社経由で株式を購入する必要があります。

その際、大きく分けて2つの費用が掛かります。

売買手数料

売買手数料は、株式を購入・売却するごとに掛かる費用です。

証券会社によって、売買一回ごとに手数料が掛かったり、一日定額の手数料だったり、さまざまな料金体系があります。

色々な証券会社の料金を調べてみて、自分の取引形態にもっとも合う証券会社を見つけましょう。

なお、一般的に言って、実店舗のないネット証券の手数料が安いです。

口座管理料

証券会社の口座を維持するのに掛かる費用です。

多くのネット証券は口座管理料が掛かりませんので、自分で株式取引をする場合は、こちらがおすすめです。

株式の基礎知識のまとめ

株式を購入することで、あなたは企業の一部を所有することができます。

そして、企業の経営に参加する権利も得ることができます。

このように、株式投資を通じて、その企業と一体となって活動を続けていく認識を忘れずに、投資を進めましょう。

サラリーマン康二
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株式投資のメリット

株式投資には主に3つのメリットがあります。

それでは、具体的に見ていきましょう。

値上がり益を得られる(売却益)

多くの人が株と聞いて最初にイメージするのが、この値上がり益ではないでしょうか?

安く買った株を、値段が上がったときに売ることができれば、その差額がまるまる儲けになります。

多くの「投資家」が、この値上がり益を求めて日々株の売買を繰り広げています。

実際、株式投資のメリットの中でも、中心的なものになります。

配当金を得られる

配当金とは、企業の利益の一部を分配したものです。

配当金が出る場合には、値上がり益だけでなく、配当金からの利益も期待することができます。

一方、配当金を出さない企業があったり、業績によって配当金が減らす企業もあるますので、注意が必要です。

株主優待が受けられる

この株主優待も、個人の投資家に人気があるようです。

株主優待とは、株式を所有している株主に対して、企業が自社の製品や優待券等を、無料で株主に提供することをいいます。

レストランやファーストフード店では無料飲食券、航空会社なら割引券など、消費者にとってはとても嬉しい株主優待が多くあります。

株式投資のメリットのまとめ

株式投資で利益を得るポイントは、以上の3点です。

いずれの場合も、

「値上がりが期待できそう」
「配当金が多くもらえそう」
「株主優待が欲しい」

という理由だけで、投資先を選ぶことは危険です。

なぜなら、企業の業績によっては、期待していた利益が得られなかったり、損をすることもあるからです。

大事なことは、しっかりと企業の分析を行った上で、自分にとって無理のないお金の範囲で投資を行うことです。

株式投資のリスク

投資には、必ずリスクがつきものです。

こちらでは、そんなリスクの内、重要な3つを挙げたいと思います。

倒産するリスク

倒産するリスクとは、株式を保有している企業が倒産してなくなってしまうリスクです。

企業が倒産すると、株式の価値は「ゼロ」になってしまいます。

通常、証券取引所で売買が認められている株式は、取引所の基準を満たした企業ですので、経営は安定しています。

しかし、それでも倒産する企業はありますので、しっかりと企業分析をしてから株を購入するようにしましょう。

ちなみに、株主の権利として、会社が倒産しても、残った企業の資産を受け取ることができます。

しかし、その企業が銀行などに支払いをした後、残った財産を他の株主と分け合うことになりますので、多く戻ってくることは期待できません。

値下がりするリスク

値下がりするリスクとは、文字通り、株価が下落して、損をしてしまうリスクです。

株式投資の最大のメリットは、株価の上昇による値上がり益ですが、株価が値上がりするということは、値下がりすることもあるということです。

おそらく、多くの人が株で損するのは、この「値下がりリスク」でしょう。

現実問題、株価というのは日々一刻変動するものなのです。

長期的に見ても、株価は周期的に上がり下がりを繰り返します。

多くの投資家が、一時的な株価の上下に惑わされて、無意味な売買を繰り返してしまいます。

そうではなく、「株価は上下するものだ」ということをきちんと頭に入れ、「理性的」に投資をすることが重要です。

すぐに換金できないリスク(流動性リスク)

流動性リスクとは、株式をすぐに現金に換金できないリスクです。

あなたが株式を売却するには、その株式を買いたいという人が現れないといけません。

買いたい人が現れない場合、いつまでも株式を換金できません。

また、どうしても買い手が現れない場合、安い値段で株式を売らなければならない可能性もあります。

こういったことをまとめて流動性リスクと言います。

株式投資のリスクのまとめ

このように、株式投資にもリスクがつきものです。

ですので、そのリスクをいかに下げるかが重要となってきます。

次の章でも説明しますが、多くの投資家が、「投資」ではなく「投機(ギャンブル)」をしているのが現状です。

しっかりとリスクを下げ、適切な株式の「投資」を行うようにしましょう。

ギャンブルVS投資

あなたの周りで、「株で儲けた」、「株で損した」という人を見たことがないでしょうか?

多くの人が、自分で投資の判断をするのではなく、口コミなどの情報を頼りに投資をしています。

これでは、証拠をもとに未来を予測する「投資」ではなく、ただの「ギャンブル」になってしまいます。

特に、株式投資は将来の株価が「上がるか」「下がるか」を予測するものです。

確固たる根拠も持たず、人からの口コミやニュースの情報を頼りに投資をするのは、非常に危険です。

しっかりとした「分析」をもとに、株式投資を行う必要があります。

ファンダメンタル分析とテクニカル分析

株式投資を「ギャンブル」にしないために、2つの分析方法を理解する必要があります。

ファンダメンタル分析

ファンダメンタル分析とは、景気、市場環境、企業の業績、財務諸表などの情報を分析することを言います。

この分析によって、その株式の「本来の価値」が分かり、「将来」にわたってどういう株価をつけるかを予測できます。

ファンダメンタル分析をすることで、しっかりとその企業の実力を見極めることができます。

本当に優良な企業は、この先何十年経っても株式市場で高い値段で取引されているものです。

そういった優良起業を、長期的な視点に立って探すことができます。

テクニカル分析

テクニカル分析は、過去の株価の推移を元に分析することを言います。一般的にチャートを利用した分析手法が有名です。

過去の株価水準、推移、出来高などから今後の株価を予測します。

一見不規則なように見える株価も、ある一定の法則や傾向が必ずあるものです。

そういったものを過去の経験から当てはめ、現在の取引に応用する手法になります。

2つの分析を組み合わせる

ファンダメンタル分析とテクニカル分析どちらか一方を行えばいいのではなく、両方行う必要があります。

どんなにファンダメンタル分析で優良な株を見つけても、株価がピークの時期に買ってしまっては利益を上げることが難しくなります。

反対に、テクニカル分析で値上がりしそうな株を見つけてもその会社が将来倒産してしまっては、まったく利益を上げられなくなります。

ファンダメンタル分析とテクニカル分析の両方を組み合わせ、株式投資をすることがポイントです。

サラリーマン康二
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株式投資のまとめ

株式投資の世界は非常に奥が深いものです。

多くの機関投資家や個人投資家が日々しのぎを削っています。その市場で勝つのは非常に困難を極めます。

今回は説明しきれませんでしたが、株式投資にはオプション取引などの様々な手法がありますので、是非とも勉強してみてください。

もしもあなたが株式投資を始めてみたいのなら、ファンダメンタル分析とテクニカル分析は必ず理解してください。

この2つを理解するだけで、他の多くの投資家と大きな差をつけることができます。

長期的視野に立って、株式投資を進めてみてください!

 

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