ゴールドマン・サックスが仮想通貨への参入を検討
米大手金融機関ゴールドマン・サックスが、ビットコインをはじめとした仮想通貨業務への参入を検討していることが分かりました。
ゴールドマン側の話によると、「顧客の仮想通貨に対する関心が高まっていることを背景に、仮想通貨の分野でどのようなサービスを提供するか検討している」とのことです。
まだまだ構想段階ではありますが、今後は仮想通貨の値動きの解説や、顧客からのオーダーを受け売買を代行する可能性もあります。
現在、ビットコインをはじめとした仮想通貨は、富裕層やヘッジファンドの間で注目されており、取引量も増えつつあります。こういった顧客へサービスを提供しているゴールドマンとしては、仮想通貨の存在も無視できないようになっているのです。
仮想通貨へ懐疑的な金融機関もある
ゴールドマンのように、仮想通貨に対して寛容な金融機関もある一方、JPモルガンのようにビットコインに対して懐疑的な金融機関もあります。
9月に世間を賑わせたJPモルガンCEOダイモン氏は、「ビットコインは詐欺であり、自社の従業員がビットコインの取引を行った場合には解雇する」と強硬な姿勢を見せています。
たしかに仮想通貨に対する懐疑的な姿勢は、多くの主要金融機関の共通認識かもしれません。ただ、実際問題、世界で70本以上のヘッジファンドが仮想通貨への投資を始めていたり、世界の投資の流れは仮想通貨にシフトしているともいえます。
今後、仮想通貨に対する金融機関の姿勢がどのように変化するか、注目したいところです。
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