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プライベートエクイティ(PE)ファンドとはどんなファンドなのか?

(この記事は、過去に書かれた記事を2018年2月27日に加筆修正したものです。)

PEファンドとは

PEファンドは「プライベート・エクイティ・ファンド」の頭文字を取ったもので、日本語に直すと「未公開株ファンド」です。

PEファンドは、機関投資家や個人投資家から資金を集め、それを元に事業会社や金融機関の未公開株を取得します。そして、投資先の企業の経営に関与し、企業価値を十分に高めた上で株を売却して利益を得ます。

PEファンドの運用スタイルは、各運用会社によって異なります。例えば、特定の業種だけに投資するファンドもあれば、業種によらず投資するゼネラリストタイプもあります。

運用スタイルの中でも特に違いが出るのが、どのような状態の企業に投資するかということです。以下、順番に解説していきます。

 

ベンチャーキャピタル

ベンチャーキャピタルは、設立時点か、または設立して間もない企業に投資するファンドです。

まだ成長途中の企業に投資するため、投資資金を回収するまでに時間がかかりますし、それだけリスクも高くなります。ただし、その代わりリターンはかなり高くなっています。

ベンチャーキャピタルはハイリスク・ハイリターンな投資のため、一つの案件に資金を集中させるよりかは、複数の案件に分散して投資するのが一般的です。

 

バイアウト投資(バイアウトファンド)

バイアウト投資は、ある程度の規模の企業が、これから事業拡大する場面に焦点を絞った運用スタイルです。バイアウト投資には、企業買収や合併などで企業価値を向上させ、利益を得る戦略も含まれます。

なお、バイアウト投資はベンチャーキャピタルのような高リスクではない代わりに、リターンもそれなりの水準に落ち着きます。

 

企業再生投資(再生ファンド)

企業の成長が怪しくなってきたタイミングで投資するのが、企業再生投資です。

事業の方向性の転換や新規事業の設立などを行い、企業収益を改善させ、最終的に株を高値で売却することで利益を得ます。

ダイエーやカネボウが企業再生投資で蘇ったのは、有名な話です。

 

ディストレスト投資

ディストレスト投資とは、破綻したか、または破綻寸前の企業に投資を行い、企業価値が回復したら高値で売り抜けて利益を得る投資スタイルです。以前はハゲタカファンドとも呼ばれていました。

アメリカやヨーロッパでは、こういったPEファンドは30年以上も昔から存在しています。経済が持続的に成長するための資金供給者として、重要な役割を果たしています。

 

PEファンドのまとめ

PEファンドは、非常に興味深いファンドであることがお分りいただけたと思います。

PEファンドに個人レベルで投資する機会はあまりないと思いますが、投資の知識の一つとして、ぜひ押さえておいてください。

 

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