デイトレードなど

デイトレードの手法を徹底解説!投資の心構え

株式投資と聞いて最初に思い浮かべることと言ったら、「デイトレード」ではないでしょうか??
デイトレードは1日中パソコン画面とにらめっこしているイメージがありますが、実際はどのような取引方法なのでしょうか。

この記事では、知っているようで知らないデイトレードのメリット・デメリットと、デイトレードをする際に知っておきたいことをまとめてみました。

デイトレードの基本


まずはデイトレードの概要についてご説明したいと思います。

デイトレードとは

デイトレードとは、購入した銘柄をその日のうちにすべて売却して決済し、一日で売買を完結させる取引手法です。そのため、翌日にポジションを持ち越すことはありません。1日の取引は1回だけに限らず、複数回にわたることもあります。1回あたりの売買ではそんなに儲かりませんので、複数回取引を積み重ねて利益を狙います。

PDCAが大切

デイトレードで大切なことは、とにかく仮説→行動→検証のPDCAサイクルを回すことです。ただ闇雲にトレードをしているだけでは、デイトレードで勝つことはできません。

デイトレードでは、ファンダメンタル分析のような企業分析等はほとんど行わず、チャートなどを元にしたテクニカル分析で取引を行います。その際、過去の値動きから将来の値動きを予測し、仮説を立てて取引を行います。そして、取引後に投資の結果について検証します。検証の結果、当初の仮説が正しかったのならばそのまま投資を継続し、仮説に問題があればその都度修正して取引を継続します。

 

デイトレードのメリット


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こちらでは、デイトレードを行うメリットについて解説していきます。

効率的に資金を運用できる

1日の中で次々と投資する銘柄を乗り換えていくのが、デイトレードの特徴です。そのため、効率的に資金を運用できるメリットがあります。対する「長期投資」では、特定の銘柄に資金が長期間拘束されるため、資金効率は若干劣ります。

取引時間外に暴落する恐れがない

デイトレードを行う際には、その日の取引時間終了までに必ず決済を行って手仕舞いします。そのため、取引をしない間に株価が変動するリスクがありません。他の投資のようにその日をまたいで投資をしていると、例えば夜間にNY市場で株の暴落が起きると、自分の株に影響が出てしまいます。

短期間で成果を上げられることもある

デイトレードでは1日に何回も取引を繰り返しますから、短期間で成果を上げられるメリットがあります。1回の取引あたりの利幅は少なくても、それを複数回繰り返すことで大きな利益を狙うことができます。

 

デイトレードのデメリット


ここからは、デイトレードのデメリットについてご紹介します。

取引手数料がかさむ

1日に何度も株の売買を行うデイトレードでは、取引手数料がかさむデメリットがあります。手数料が1回100円で月に200回取引をすると、手数料だけで20,000円かかります。デイトレードで利益を上げるためには、少なくとも取引手数料を上回るだけの利益を上げる必要があります。

短期間で損失が膨らむ可能性がある

短期間で利益を上げるために、中長期で取引する人たちよりも多くの資金をつぎ込むのが、デイトレードのデメリットです。大暴落が起きた場合には、一気に損失が拡大する恐れがあります。

利益を逃す可能性がある

取引を手仕舞っている夜間に海外で株価が上昇しても、デイトレードでは利益をあげることは難しいでしょう。その理由は、デイトレードは日本の取引市場が始まってからしか取引できないため、取引開始時に株価が高止まりしている際には、売買益を出すことが難しいからです。

 

銘柄選びの3つの基準


ここからは、デイトレードを行う上で大切な銘柄選びの基準についてご紹介したいと思います。ただ闇雲に銘柄を選べばいいというわけではありません。

出来高が多い

株の取引をする際には、出来高が多いことが重要です。出来高が多ければチャート上の出来高の増減がはっきりと分かり、今後の株価の推移が容易に予測できます。また、出来高が多いということは、それだけ取引が活発に行われている証拠です。それだけ株価が値動きし、儲かる可能性が高いといえます。

値動きが大きい

出来高が多い銘柄の中にも、値動きの悪い銘柄と良い銘柄が存在します。出来高の大きい銘柄を選ぶ際には、値動きがある程度大きい銘柄を選ぶことが大切です。値動きが大きいということは、それだけ株価の変動が大きいわけですから、売買益を狙うことができます。デイトレードは1日あたりの利ざやで稼ぐ投資ですから、ある程度は値動きの大きい銘柄を選ぶことが大切です。

板に注文が入っている

板に注文が入っていることも、デイトレードでは重要です。板というのは、現在の株価に対して買い注文と売り注文がどれぐらい入っているかを示すものです。値動きが激しい銘柄に投資する場合にも、板にしっかりと注文が入っていれば、チャートの動きが分かりやすくなります。

 

デイトレードの心構え


ここからは、デイトレードをするにあたって心がけたいことをご紹介します。

損切りは徹底する

デイトレードをする際には、損切りが非常に重要です。損切りとは、自分の予想と違う方向に相場が変化し損失が出ている場合に、損失覚悟で取引を手仕舞う行為のことをいいます。言うのは簡単ですが、実際に損切りするとなると非常に難しいのが現実です。ついつい相場が好転するのを待ちたい気持ちが生まれて、ずるずると損失を拡大してしまうものです。したがって、自分で損切りのルールをあらかじめ決め、そのルールを徹底して守ることが大切です。株を購入する際に、あらかじめ逆指値注文を入れておき、ある水準まで株価が変化したら自動的に損切りするのも一つの手です。

取引を休むことも大切

デイトレードといっても、なにも毎日取引を行う必要はありません。相場が悪い時には思い切って取引を休むことも大切です。こういった時には、相場が良かった時のやり方を試しても利益が出せないことが多くあります。

デイトレードには勝ちやすい相場と勝ちにくい相場が存在します。勝ちやすい相場の時には活発に取引し、相場が悪くなったら諦めて投資しないことも大切です。日々の取引では、相場の良し悪しにアンテナを張っておくようにしましょう。

適切な取引金額を考える

デイトレードをする際には、自分の資金のどれぐらいを購入資金に充てるか考えることが大切です。例えば、投資初心者がいきなり全資金を1つの銘柄にをつぎ込むのは無謀といえます。最初のうちは少ない金額で投資をするように心がけ、慣れてきてから投資金額を増やしていきましょう。

危険な取引はしない

これは当然といえば当然ですが、一か八かの危険な取引をすべきではありません。というのも、いくらその銘柄が上昇する自信があっても、不測の事態が起きて株価が暴落することもあり得るからです。デイトレードでは、小さな利益を積み、損失はできるだけ小さくすることが大切です。

 

デイトレードのまとめ


以上、デイトレードについてご説明させていただきました。基本を守り、健全にデイトレードを進めましょう!

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