投資の基礎知識

投資信託のデメリットには要注意!メリットよりもリスクを理解しよう

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投資信託は、数多くある投資の中でもリスクが少ないと言われていますが、もちろんデメリットも存在し、投資リスクがあります。

今回は、投資信託につきもののリスクを中心に解説し、その回避方法もご紹介します。

(この記事は、過去に書かれた記事を2018年7月23日に加筆修正したものです。)

投資信託のデメリットと6つのリスク

投資信託のリスクについて見ていく前に、投資信託の基本的な内容について確認します。

投資信託というのは、複数の投資家からお金を集めてファンドを作り、それを投資のプロが運用する投資です。

ファンドが利益を上げた場合には、それに応じて投資家に分配がありますし、反対に損失を出した場合には、投資信託が元本割れする可能性があります。

投資信託のリスクとして、この「元本割れのリスク」が考えられます。

以下に挙げる一つ一つのリスクも、ゆくゆくは元本割れのリスクにつながります。

価格変動リスク

投資信託は、株式や債券などの値動きのある有価証券に投資しています。

これらの商品は、一定の価格で推移せず、絶えず値動きを繰り返しています。

運用している株式が値上がりした場合には利益が出ますが、値下がりした場合には損します。

この株式や債券の価格変動リスクによって、投資信託の基準価額や分配金に大きな影響が出るのです。

信用リスク

信用リスクというのは、国債や社債を発行する国や企業が、資金繰りが悪化して返済をしなかったり、倒産してしまうリスクです。

債券の利払いや元本の償還がされないと、それに投資している投資信託に多大な影響を及ぼします。

特に海外では信用リスクが高くなる傾向が高く、その国の経済情勢・政治情勢、企業の財政状態によっては、元本が回収できなくなる可能性もあります。

ユーロ危機の際には、ギリシャ国債の信用リスクが取りざたされたのも記憶に新しいでしょう。

金利変動リスク

金利変動リスクは、市場金利の上下によって、社債や国債などの価値が上下するリスクです。

市場金利が上がると債券の価格は下落し、反対に金利が下がると債券の価格は上昇します。

為替変動リスク

為替変動リスクは、外国株式や外国債券などに投資する投資信託を購入する場合に発生します。

為替レートというのは日々一刻変動していますので、為替レートの変動によって、投資信託にも影響が出ます。

為替ヘッジ型の投資信託を購入することで、この為替変動リスクは回避することができます。

流動性リスク

流動性リスクとは、売りたい時に売れないリスクです。

急遽現金が必要になったり、利益を確定したい場合、投資信託を売ることができないと、投資家としてはデメリットが発生してしまいます。

売り注文を出しても取引が成立せず、希望の価格で売れなかったり、現金化するまでに時間がかかってしまいます。

現金化を急ぎたい場合には、希望の価格よりも価格を下げる必要が出ることもあります。

カントリーリスク

カントリーリスクというのは、投資する国で内乱や自然災害が起きて政治・経済情勢が悪化し、投資資金が回収できなくなったり、損失が出ることをいいます。

このリスクは、先進国よりも発展途上国の方が多い傾向があります。

投資信託のデメリットとリスクの回避方法

ここからは、投資信託につきまとうリスクの回避方法についてまとめてみました。

投資先の種類を分散投資する

投資信託は、もともと様々な投資商品を組み合わせたものですので、分散投資がある程度はできているといえます。

しかし、ファンドによっては株式だけを集めたもの、海外のものを集めたものなど、偏りがあります。

こういった場合には、国内株式、外国株式、外国債券など、投資先を分散投資することで、リスクを減らすことができます。

ちなみに、バランス型ファンドでは、国内外の株式や債券にはじめから分散投資されていますので、自分でわざわざ分散投資する必要はありません。

なお、分散投資については、「投資信託のポートフォリオが重要な理由。30代のポートフォリオとは」の記事でも解説しています。

時間を分散する

一度のタイミングで投資をすると、そのタイミングが本当にベストだったのが判別するのは難しいです。

この場合、投資するタイミングを複数に分けることで、そのリスクを減らすことができます。

その際オススメなのが「積立投資」です。

毎月一定額を一定の時期に購入していくことで、時間を分散することできます。

また、一定額を購入していくことで、平均購入単価も引き下げることができます(ドルコスト平均法)。

過去のデータを分析する

投資信託を決める際には、そのファンドの過去の運用実績を見ることも大切です。

例えば、継続的に資産が減っているファンドというのは、運用がうまくいっていないことが考えれらます。

継続的にファンドの純資産が増えているファンドがリスクが少ないといえます。

長期で投資する

投資信託で市場のオススメなのが、長期で投資することです。

長期で投資することで、様々なメリットを享受できます。

詳細は、次の章で解説します。

サラリーマン康二
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投資信託の長期保有がオススメな理由

投資信託では、長期保有するとリスクを減らすことができます。

その理由について具体的に見ていきましょう。

複利で利益が膨らむ

投資では、単利で運用するよりも複利で運用した方が、投資効率が高くなります。

また、複利運用する期間が長くなればなるほど、得られる利益も大きくなります。

例えば、複利で100万円を10%の金利で30年間運用した場合、その金額は1億6千万円ほどになります。

普通に貯めたの場合には3千万円にしかなりませんから、6倍も運用成果が違ってきます。

このように、長期で投資信託を運用することで、大きな利益を狙うことができます。

値動きの幅が狭まる

投資信託を長期で運用するメリットが、基準価額の値動きのブレ幅が狭まることです。

短期的には基準価額が上下しますが、長い目で見ると、基準価額はある一定の平均収益率に近づいていく傾向があります。

ですので、長期的視野で投資を進めることで、当初の予定通りの収益を狙っていくことができます。

精神的な余裕ができる

長期で投資信託を保有すると、短期間での値動きに一喜一憂する必要がありませんから、精神的なゆとりができるメリットがあります。

投資で一番怖いのが、「感情」に流されて投資してしまうことです。

投資というのはあくまで「数字」を追っていくものですから、いかに感情を抑えるかが重要なのです。

長期で投資することで、感情を抑え、数字だけを追って落ち着いて投資を進めることができるのです。

リスクが低い投資信託って一体どれ??

インデックスファンド

インデックスファンドとは、「インデックスファンドの利回りは年間どれぐらい?」でも説明している通り、日経平均株価などの「インデックス」と同じような運用成果を目指すファンドです。

インデックスファンドで採用される銘柄は、インデックスで採用されている銘柄になりますので、市場と連動した運用成果が上がります。

ローリスク・ローリターンの投資ですので、確実に利益を積み上げることができます。

国内債券型の投資信託

日本の国債や地方債などに投資する投資信託は、あまり値動きがなく、比較的安定している傾向にあります。

債券はそもそもリスクが低いですし、日本国内に投資することで、為替リスクからも解放されることになります。

こちらもローリスク・ローリターンの投資です。

なお、国内債券型の投資信託は、「公社債投資信託の投資がおすすめ!どんな投資信託?」にて詳しく説明しています。

投資信託のデメリットとリスクのまとめ

ここまで、投資信託のリスクとその回避方法について見てきました。

やはり、よく言われるように、複数の銘柄に分散投資して、それを長期で保有するのが最も安全な投資と言えるでしょう。

 

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