投資の基礎知識

クロス取引で節税と株主優待をタダで手に入れる方法とは

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あなたは「クロス取引」をご存知でしょうか??

実はこのクロス取引を使うことで、株主優待をお得に受け取ることができるのです。

今回はそんなクロス取引について解説していきたいと思います。

(この記事は、過去に書かれた記事を2018年6月8日に加筆修正したものです。)

そもそも信用取引とは?

クロス取引の説明に入る前に、まずはクロス取引の基本となる「信用取引」について説明します。

信用取引とは

信用取引とは、証券会社から資金を借りて自己資金以上の取引をしたり、株式を借りてきて売却したりする取引のことをいいます。

信用取引を用いることで、自己資金以上の取引が行えますから、投資による利益を増やすことができます。これをレバレッジ効果といいます。

レバレッジとは

レバレッジとは、自己資金以上の取引を行うことで、より大きな利益を狙うことをいいます。

信用取引では、証拠金を担保に入れることで、証拠金のおよそ3倍までの資金が取引できます。利益が出ればそれだけ儲けも大きくなりますが、損失が出た時には、損失額も拡大します。

レバレッジを用いるのは、まさにハイリスク・ハイリターンな取引といえます。

信用取引を用いた空売り

「空売り」という言葉は、投資をしているとよく耳にする言葉だと思います。

空売りは、証券会社から株式を借りてきて、それをすぐに売却することをいいます。そして、株価が十分に下落した段階で株式を買い戻し、当初借りていた株式を証券会社に返します。手元に残った部分が、投資家の儲けとなります。

空売りを用いると、証券会社から株式を借りてくるため、貸株料という手数料がかかります。長期間空売りをしていると、貸株料が高くつきますので注意が必要です。

株価の分析をしっかりと行わないと損失を抱えることになりますから、空売りは慎重に行いましょう。

逆日歩(ぎゃくひぶ)がかかることも

逆日歩とは、信用売り注文が大量に集中して証券会社の株式が足りなくなった時に、証券会社が機関投資家から株を借りてくる際にかかる費用です。

機関投資家から株式を借りる費用は、投資家側に請求されますが、これを逆日歩といいます。

特に株式の権利付最終日付近にはクロス取引による信用売りが多く発生するため、逆日歩が発生する可能性が高くなります。

逆日歩が非常に高額になることもありますので、必ず確認するようにしましょう。

クロス取引の基本

クロス取引とは

クロス取引とは、主に株式取引において、株主優待や配当金を受け取るためのつなぎとして利用される取引方法です。

具体的には、ある特定の銘柄の現物買い注文と信用売り注文を同時に入れ、同じ価格で売買を成立させることで、価格下落リスクをなくしつつも株主優待や配当金を受け取る取引方法です。

株主優待をお得に手に入れる

クロス取引を用いることで、価格が変動するリスクを気にすることなく、お得に株主優待を受けることができます。

具体的な流れは、以下のようになります。

①株主優待を受けられる権利付最終日までに現物株を買っておき、株主優待を受けます。同時に、信用取引で信用売り注文を行います。

②権利落ち日になったら、保有している株式を証券会社に戻して、信用注文と相殺します。

現物株の買いによる「損」と、信用売りによる「利益」が相殺され、実質持ち出しなしで株主優待を受け取ることができます。

クロス取引を用いることで、株価変動の影響を受けることなく、信用取引の手数料だけで株主優待が受け取れるのです。

サラリーマン康二
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クロス取引のメリット

株主優待をお得に受け取ることができる

クロス取引のメリットは、何と言っても株主優待をお得に受けられることです。

クロス取引を利用すれば、株式を保有しているのはわずか1日だけ、信用売りによって値下がりのリスクも回避できます。

安全に、そしてお得に株主優待を受けられるのは、クロス取引の最大のメリットでしょう。

クロス取引のデメリット

手数料がかかる

お得なクロス取引ですが、どうしても証券会社側に支払う手数料が発生してしまいます。原則として、取引金額が多くなるほどに、手数料の額も大きくなります。

しかし、現在は多くの証券会社が登場したこともあり、手数料はかなり下がってきています。手数料は、そこまで気にする必要はないかもしれません。

配当落調整金が発生する

配当落調整金というのは、クロス取引をした銘柄から配当金を受け取った時に、配当金に相当する金額を証券会社に支払うことをいいます。

信用売りした株式は本来証券会社のものですから、配当金は当然証券会社に支払われるべきものです。その支払われなかった部分を補填するのが、この配当落調整金です。

ちなみに、配当金と配当落調整金の差額は、若干マイナスとなります。その理由は、配当落調整金は税引き前の金額ですが、配当金は税金が源泉徴収された金額で支払われるからです。

違法性を疑われることもある

クロス取引は、場合によっては「相場操縦行為」と見なされる可能性があります。

相場操縦行為というのは、金融商品取引法で禁じられている行為で、株価の値動きを人為的に操作する行為をいいます。

ただ、正直多くの投資家がクロス取引を行っていますので、そこまで気にしなくてもいいかもしれませんね。

クロス取引のまとめ

ここまで、クロス取引について解説してきました。

ちょっとずるいような気もしますが、お得に株主優待を手に入れられますので、興味を持った方はクロス取引についてもっと勉強してみてくださいね。

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