投資の基礎知識

ファンドラップと投資信託の違いとは?ラップ口座をお勧めしない理由

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最近、ラップ口座が投資家の間で人気です。

もともとは富裕層を対象としたものでしたが、最近では証券会社が積極的に宣伝していることもあって、個人投資家でも投資ができるようになってきました。

この記事では、そんなラップ口座について解説していきます。

【こちらの記事は、過去に書かれた記事を2018年4月16日に加筆修正したものです。】

ラップ口座の基本

そもそもラップ口座とは何でしょうか?

まずはラップ口座の基本から解説していきます。

ラップ口座とは

ラップ口座は、個人投資家が証券会社と契約を締結し、資産運用を丸ごと証券会社に一任するサービスです。

資金の管理や具体的な銘柄の売買、そして投資のアドバイスの全てを、証券会社が請け負ってくれます。

ラップには「包む」という意味があり、資産運用を包括的に行う口座という意味があります。

ラップ口座は、SMAとファンドラップの2つに分類することができます。

SMA

SMAとは「Separately Managed Account(セパレートリー・マネジメント・アカウント)」の略で、高額な資金の運用を一任する口座です。

株や債券、投資信託に至るまで、様々な商品に直接投資を行うことができます。

ただし、最低投資金額は数千万円〜となっており、まさに富裕層を対象にした商品ということが分かります。

ファンドラップ

ファンドラップは、ここ最近登場した新しい形態のラップ口座です。

運用そのものは証券会社に一任しますが、取り扱う商品は投資信託が基本です。内容の異なる投資信託を複数組み合わせることで、運用を行います。

特に注目すべき点が、最低投資額です。ファンドラップは300万円ほどから投資を始めることができます。

最低投資額が数千万円にも及ぶSMAと比較すると、その金額の少なさが際立ちます。

ラップ口座の始め方

ラップ口座を始めるにあたっては、証券会社の担当者と面談し、資産状況や要望をもとに運用方針を決めます。

例えば、リスクを取りたくない人向けには国内債券ファンド中心の運用を行い、積極的にリスクを取りたい方には外国株式中心に運用を行います。

さらに、定期的にポートフォリオの見直しが行われるようになっています。

投資の全てを任せることができるので、手間いらずです。

ラップ口座を始める時に知っておきたいこと

ここまでラップ口座の基本について見てきました。

それでは、実際にラップ口座での運用を始める前に知っておきたい点について、解説していきます。

投資のプロに運用を任せたい人向け

ラップ口座に向いているのは、投資を始めたいが、何に投資すればいいか分からない人です。

そんな人には、投資のプロに運用を全て任せられ、さらに定期的に運用の見直しが行われるラップ口座がオススメです。

投資の検討やポートフォリオの見直しまで全て投資のプロが行いますので、投資初心者でも安心して投資を始めることができます。

年間手数料には注意

ラップ口座で注意したいのが手数料です。

ファンドラップでは、ファンドを購入する際の売買手数料はかかりませんが、その代わりとして年間手数料がかかります。

手数料は、おおよそ資産残高の2%ほどです。

この手数料を高くとるか安くとるかは人それぞれですが、少なくとも手数料の分だけ、年間の利回りがマイナスになることを忘れないようにしましょう。

また、投資信託に投資した場合には、投資信託の信託報酬も年間手数料に付随して発生します。

よく注意しましょう。

自分でポートフォリオを組んだ方がいい

どうしても自分で資産運用をしたくない方は、ラップ口座で投資してもいいでしょう。

しかし、ただメンドくさいから、手間だからという理由でラップ口座を検討している人は、ぜひ自分で投資を行いましょう。

そもそもラップ口座といっても、実際にやっているのは投資信託に分散投資をしているだけです。

ただ投資信託に投資するだけで、年間の手数料が2%も取られるのは、手数料が高すぎます。

ですので、自分でバランス型ファンドに投資した方が、圧倒的に割安な手数料で投資を行うことができます。

バランス型ファンドの信託報酬は1%を切るものがほとんどですから、ラップ口座と比較すると、年間で1%以上も手数料に差が出ることが分かります。

この1%という差を投資の利益で埋めるのは、かなり大変なことです。

自分が汗水垂らして稼いだお金ですから、他人に決定権を委ねるのではなく、自分の力で運用を行った方がいいでしょう。

投資の経験を積めない

ラップ口座はたしかに手間がかからず楽な投資先ですが、投資の経験を積めないというデメリットがあります。

やはり他人に運用を全て任せてしまっては、いつまでもお金の知識(ファイナンシャル・リテラシー)が身につきません。

自分で運用を行うことで、初めて知識が身につくのです。

これからの時代は、今まで以上にお金を正しく運用する力が問われます。

将来豊かな生活を送るためにも、ラップ口座で他人に投資の決定権を委ねるのではなく、自分で投資を行った方がいいでしょう。

ファンドラップと投資信託の違いのまとめ

今回はラップ口座について解説してきました。

ラップ口座は一見、手間いらずで効率的に思えますが、実際には手数料だけ高く取られる商品だということがお分かりいただけたと思います。

ラップ口座には要注意です。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 

国内取引所はビットフライヤーがおすすめ!

    "bitFlyer  

bitFlyerの登録方法 

   

bitFlyer公式サイト

   

ビットコインの手数料がマイナス!ザイフ

       

Zaifの登録方法

   

Zaif公式サイト

   

海外取引所は世界最大のバイナンスがおすすめ!

       

Binanceの登録方法

   

Binance公式サイト

   

ピックアップ記事

  1. 投資信託の始め方!初心者でも分かる投資信託とは??
  2. 発行市場と流通市場とは?投資初心者が知っておきたい基本知識
  3. 金投資のデメリットとリスクを理解しよう!純金とETFを比較!
  4. 株主優待とは − おすすめ優待銘柄の基本とお得な情報について
  5. 不動産投資の3大リスクとは?サラリーマン大家が失敗しないための基礎知識

関連記事

  1. 最新投資ニュース

    銀行が続々と仮想通貨へ参入 – 米大手ゴールドマン・サックスも参入を検討

    ゴールドマン・サックスが仮想通貨への参入を検討米大手金融機関ゴール…

  2. 最新投資ニュース

    アメリカはビットコインをはじめとした仮想通貨を合法化できるか?

    日本が仮想通貨取引所を登録制へ金融庁は、国内にある11の取…

  3. 投資の基礎知識

    仮想通貨は儲かる?知っておきたい仮想通貨のメリットと将来性

    ここ最近、投資の世界を賑わせているのが「仮想通貨」です。仮想通…

  4. 投資の基礎知識

    問題あり!サブリース契約の基本とメリット・デメリットとは?

    不動産投資の永遠の悩みの種が「空室」ですよね??空室になってし…

  5. 投資の基礎知識

    仮想通貨ネム(NEM/XEM)とは? 2018年に爆上げ注目の理由とは

    仮想通貨のネム(NEM)と言えば、2018年初めに国内取引所コインチェ…

  6. 最新投資ニュース

    いま大注目のCOMSA(コムサ)とは – COMSAを徹底解説

    あなたはCOMSA(コムサ)のことをご存知でしょうか?COMS…

おすすめの記事

  1. 投資の基礎知識

    仮想通貨のおすすめの保管方法はこれ!ウォレット別の特徴を解説
  2. 投資の基礎知識

    DMMビットコインの登録方法はこれで完璧!口座開設方法とは
  3. 投資の基礎知識

    ビットバンクはリップルがおすすめ!購入方法と手数料を解説!
  4. 投資の基礎知識

    エイダコイン(ADA)は今後何倍になる?エイダコインの基本と買い方とは
  5. 投資の基礎知識

    GMOコインの登録方法・口座開設方法のまとめ
PAGE TOP