投資の基礎知識

個人型確定拠出年金の運用が投資初心者におすすめできる理由

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

あなたは個人型確定拠出年金というものをご存知でしょうか?

個人型確定拠出年金は、国民年金や厚生年金などの公的年金に上乗せする私的年金のことをいいます。

これからの将来は、公的年金だけでは老後の生活資金を賄うことはできないことが予想されます。そのため、自力で老後資金を確保することが必須となっています。

この記事では、そんな「個人型確定拠出年金」に焦点を当てて解説していきます。

この記事を参考に、ぜひ早いうちから将来への備えを始めてみてくださいね。

(この記事は、過去に書かれた記事を2018年3月1日に加筆修正したものです。)

個人型確定拠出年金の基本

そもそも個人型確定拠出年金とはどのような仕組みの年金なのでしょうか?

まずは個人型確定拠出年金の基本から解説していきます。

個人型確定拠出年金とは

個人型確定拠出年金とは、国民年金や厚生年金などの公的年金だけでは足りないお金を賄うため、個人で任意に加入する私的年金制度の一つです。

個人型確定拠出年金制度では、年金加入者が資金を出し、自ら投資する商品を選択して運用を行い、運用成果に応じて将来の年金を受け取ります。

運用商品としては、投資信託や保険、預金があります。

60歳以降に受け取ることができる

個人型確定拠出年金では、60歳になるまで自分が選択した商品で積み立てを行います。積み立てた資金は、60歳以降になると受け取ることができます。

受け取り方法としては、一時金として一括して受け取る方法と、年金として複数回に分けて受け取る方法があります。

自分の好みに合わせて選択が可能です。

税金が優遇される

個人型確定拠出年金の特徴として、税金が優遇されることが挙げられます。具体的には、拠出時、運用中、受け取り時にそれぞれ税制上の優遇があります。

①拠出時は所得控除される

個人型確定拠出年金の掛け金は、全額が所得控除の対象です。

掛け金を全て控除できるため、所得税と住民税を減らすことができます。

②運用中は非課税となる

個人型確定拠出年金を運用して得られた利益は、すべて非課税となります。具体的には、分配金や配当金にかかる税金や、個人型確定拠出年金の口座内で行われた売買に対する売却益が非課税となります。

③受け取り時は控除の対象

個人型確定拠出年金を受け取る時には、一時金でも年金の場合でも、税金の控除を受けることができます。

一時金として受け取る際には、退職所得控除の対象となります。年金として受け取る場合には、公的年金控除を受けることができます。

このように個人型確定拠出年金では、拠出時から最終的な受け取り時にわたって、税制上有利な扱いを受けることができます。

 

個人型確定拠出年金のデメリット

ここまで個人型確定拠出年金の基本とその魅力について解説してきました。一見、メリットばかりの個人型確定拠出年金ですが、実はデメリットもあります。

ここからは、個人型確定拠出年金に潜むデメリットについて解説していきます。

60歳まで資金の引き出しができない

個人型確定拠出年金のデメリットとして最初に挙げられるのが、60歳まで資金が引き出せないことです。個人型確定拠出年金は、国民年金や厚生年金などがそうであるように、途中で引き出すことはできないのです。

そのため、確定拠出年金で運用する資金は老後専用の資金だけにし、途中で使う予定のある資金については、他の資産で運用しておく必要があります。

運用コストがかかる

個人型確定拠出年金は、拠出時から資金を受け取るまでの間に、様々な手数料がかかります。

手数料の内訳としては、金融機関によらず必ずかかる費用と、金融機関が独自に定める費用の2つがあります。

こちらでは、金融機関によらず必ずかかる手数料について見ていきます。

①加入手数料

個人型確定拠出年金に最初に加入する際には、国民年金基金連合会向けに支払う2,777円の手数料がかかります。

②口座管理手数料

口座管理手数料は、個人型確定拠出年金を運用中に必ずかかる費用です。自動引き落としの手数料として毎月103円、事務委託先金融機関への手数料が毎月64円かかります。

このように、個人型確定拠出年金では毎月必ず運用手数料がかかります。この手数料の分、普通に資産運用するよりも運用成果が悪化する懸念があります。

個人型確定拠出年金には節税メリットがありますが、この手数料のことも考慮に入れないと、結果として普通に運用した方が有利になることもあります。要注意です。

運用商品はリスクをとる必要がある

個人型確定拠出年金では、元本保証型の商品と元本が保証されていない商品の中から運用先を選択します。

ただし、個人型確定拠出年金には手数料がかかるため、元本保証型の商品だけで運用していては、手数料を上回る収益を上げるのは難しいでしょう。

そのため、実質、リスクのある商品で運用するのが必須となっています。具体的には、投資信託で運用することになります。

この場合、将来の運用状況によっては、老後に必要な資金を確保できない恐れもあります。しっかりと運用する投資信託を精査するようにしましょう。

 

個人型確定拠出年金のまとめ

今回は、個人型確定拠出年金について解説してきました。

個人型確定拠出年金は、一見すると節税メリットがあるので有利なように思えますが、60歳まで引き出すことができないことと、手数料がかかるというデメリットがあります。

普通に資産運用する場合と比較してから、運用を始めるようにしましょう。

 

■この記事を読んだ人はこちらの記事も読んでいます:

仮想通貨の種類と特徴〜マイニング方法、チャートの見方、税金対策とは

仮想通貨で1億円儲けて億り人になるポートフォリオとは?

bitFlyer(ビットフライヤー)の使い方!入金・出金・送金方法と手数料

コインチェックの入金・送金・出金方法、反映時間、手数料を徹底解説

コインチェックの手数料は高い!クレジットカードなど手数料には注意

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加



公式メールマガジンにて最新情報配信中!





国内取引所はビットフライヤーがおすすめ!


"bitFlyer
 

bitFlyerの登録方法 

   

bitFlyer公式サイト




ビットコインの手数料がマイナス!ザイフ



 

Zaifの登録方法

   

Zaif公式サイト




海外取引所は世界最大のバイナンスがおすすめ!



 

Binanceの登録方法

   

Binance公式サイト




LINEでも投資情報を配信中!





ピックアップ記事

  1. 不労所得の作り方!コインパーキング投資と駐車場経営とは?
  2. 人気FX会社のランキングとは?FX会社選びの基準
  3. FXのレバレッジは借金になることも。FXのリスクとは?
  4. 発行市場・流通市場とは?投資初心者が知っておきたい基本とは
  5. ラップ口座とは〜ラップ口座が全然ダメな理由

関連記事

  1. 投資の基礎知識

    マンション投資のメリットとデメリット!不労所得を得る具体的な方法とは?

    最近、サラリーマンの間で不動産投資をしている人が増えているようです。…

  2. 投資の基礎知識

    知っておこう!太陽光発電のメリット・デメリット

    一時期、太陽光発電の固定価格買取制度が注目されましたね。発電し…

  3. 投資の基礎知識

    毎月分配型ファンドにはデメリットしかない!投資する意味は?

    毎月分配型投資信託が最近人気のようです!雑誌の特集を見ても、結構取…

  4. 最新投資ニュース

    リップルが高騰中〜その背景には韓国取引所の取引増加!

    リップルの価格が35%以上高騰リップルの価格が、最近急騰し…

  5. 投資の基礎知識

    区分マンションとは?中古マンションのメリットとデメリットの解説

    不動産投資初心者が最初に直面する課題として、「果たしてどの物件から投資…

  6. 投資の基礎知識

    住宅ローンを組んで合法的に賃貸経営しよう!賃貸併用住宅の基本

    あなたは賃貸併用住宅というものをご存知でしょうか?? 賃貸併用住宅…

おすすめの記事

  1. 投資の基礎知識

    仮想通貨ウォレットの仕組みを解説!どの保管方法が一番いい?
  2. ブログ

    会社がつまらない。不満ばかりの現状を改善するたった一つの方法
  3. 投資の基礎知識

    Poloniex(ポロニエックス)のログインと登録方法を解説!
  4. 投資の基礎知識

    最新:仮想通貨の種類と特徴、税金対策からマイニングの仕組みを解説
  5. 投資の基礎知識

    GMOコインの登録・口座開設方法はこちら!8ステップで完了!
PAGE TOP