投資の基礎知識

ETF(上場投資信託)は積み立て型がおすすめ。積立投資VSリレー投資

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ETFは保有コストが安く投資先として非常に魅力的ですが、一番のデメリットは少額投資がしにくいことです。

しかし、積立投資やリレー投資を利用すれば、ETFに少額から投資を行うことができます。

この記事では、ETFに少額から投資する方法として、積立投資やリレー投資をご紹介します。この記事を参考に、ETFへの投資に挑戦してみてくださいね!

ETFの基本


まずはETFの基本から解説していきたいと思います。

ETFは上場した投資信託

ETFは、証券取引所に上場した投資信託のことをいいます。

運用スタイルとしてはインデックスファンドと同様、特定の指数(インデックス)に連動するようになっています。

また、通常の投資信託と違って証券取引所に上場しているため、リアルタイムで取引できるメリットがあります。

信託報酬が安い

ETFの一番のメリットは、その信託報酬の安さです、

通常の投資信託では、手数料が安いものでも0.5%程度の信託報酬がかかります。しかし、ETFの場合には安いもので0.1%を切るものもあります。

これだけ手数料に差があると、長期で保有した場合に、大きな差となって現れます。

少額投資がしにくい

保有コストが安く魅力的なETFですが、少額では投資を始められないデメリットがあります。

その理由は、売買手数料が割高であるからです。

実は、ETFは通常の株式投資と同様の手数料体系となっています。

そのため、あまり少額で投資を始めてしまうと、手数料の割合が高くなってしまうのです。

ETF投資の大前提として、数十万円単位のまとまった金額で投資を始めて費用を抑えるのが鉄則です。

それでは、少額の資金しかない投資家は、ETFに投資できないのでしょうか?

実はそんなことはありません。ETFへ少額から投資する方法として、積立投資とリレー投資というものがあるのです。

以降、積立投資とリレー投資について、順番に解説していきます。

 

ETFの積立投資


ETFに少額から投資する方法として、積立投資があります。

積立投資を利用すれば、少額からでも投資を始めることができます。

るいとうを利用する

ETFで積立投資する方法としては、「るいとう」があります。

るいとうとは「株式累積投資」を略したもので、毎月一定金額の株式を購入するサービスのことをいいます。

るいとうを利用すれば、毎月1万円からETF投資を始めることが可能となります。

ただし、るいとうを利用するには、自分の投資したいETFが証券会社のるいとう対象銘柄に入っている必要があります。

手数料が高くなりがち

少額からETFに投資できるのは大きなメリットですが、積立投資ではその分手数料が割高になってしまいます。

少額から投資するということは、それだけ購入額に占める手数料の割合が高くなるということなのです。

手数料の金額は、どれだけ購入しても一律のこともあれば、1%などの割合で決まることもありますので、いろいろな証券会社の手数料を比較してみましょう。

るいとうにETFが入っていることは少ない

るいとうを利用すれば少額からETFへの投資が可能となりますが、ETFに対応している証券会社が少ないのが現状です。

一部の証券会社ではるいとうでETFへの投資が可能ですので、ぜひ調べてみましょう。

 

ETFのリレー投資


ETFへ少額から投資する方法としては、リレー投資もあります。リレー投資は少し手間がかかりますが、積立投資と違って手数料をかけず投資を始めることができます。

ここからは、リレー投資について解説していきます。

リレー投資とは

リレー投資を簡単にいうと、購入手数料の安い通常の投資信託で積立投資を始め、一定金額が貯まったらETFに乗り換える投資方法です。

例えば、毎月1万円ずつ購入手数料無料で投資信託を積み立てておいて、1年経って12万円になったら投資信託を解約し、その資金を元にETFに投資します。

手数料の面で非常に有利

リレー投資の一番のメリットが、手数料の面で非常に有利な点です。

購入手数料無料の投資信託を購入することで、ETFに投資する際にかかる高額な手数料を節約することができます。

また、まとまった資金を使ってETFを購入することで、割安な手数料で購入できます。

購入手数料は安いですが信託報酬が割高な投資信託と、購入手数料は高いですが信託報酬が安いETF、この両者のメリットを最大限に引き出せるのがリレー投資のメリットです。

投資信託はノーロードのものを選ぶ

リレー投資の際には、投資信託は購入手数料がかからないノーロードのものを選びましょう。

購入手数料がかかる投資信託を購入してしまっては、せっかくのリレー投資のメリットが台無しです。

くれぐれもノーロードのものを選びましょう。

相場を気にせず機械的に投資する

投資信託を解約し、いよいよETFに投資する際には、相場を気にせず投資を行いましょう。

相場を見て購入を控えていると、買いそびれてしまいます。

あくまで機械的にリレー投資を実行しましょう。

 

ETF購入時に知っておきたいこと


最後に、ETFに投資する際に知っておきたいことについて解説していきます。

分配金は自分で再投資する

ETFで分配金が出た際には、自分で再投資を行う必要があります。

この際、分配金だけでETFを購入していたら、購入手数料の方が高くついてしまいます。

分配金が出た場合でも、ある程度まとまって金額でETFの再投資を行う必要があります。

乖離率に注意する

ETFは投資信託ですので、「基準価額」というものが存在します。

同時に、ETFは証券取引所に上場しているわけですから、「市場価格」も存在します。

つまり、ETFには基準価額と市場価格という2つの価格が存在しているのです。

この2つの価格が一致するなら問題ありませんが、ETFではこの価格にズレが生じることがあります。これを「乖離」と言います。

乖離が生じていると、ETFの価値が本来の水準とかけ離れているわけですから、取引の際に損失が出ることも考えられます。

ETFに投資する際には、乖離が少ないものを選びましょう。

 

まとめ


Hold me

この記事では、ETFに少額から投資する方法について解説してきました。

ETFは長期投資をする上では非常にオススメな投資先ですので、ぜひ今回紹介した方法を利用して、投資を始めてみてください!

 

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