投資の基礎知識

公募株式投資信託とは?国内株式型投信の仕組みと選び方

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投資信託といっても、債券に投資するものや株式に投資するものまで、様々な種類があります。

今回は数ある投資信託の中でも、公募型の国内株式投資信託に焦点を絞って解説したいと思います。

あなたの投資の参考になれば、とても嬉しいです。

公募株式投資信託の基礎知識


まずは公募株式投資信託の用語の意味から確認しましょう。

「公募」投資信託とは

公募投資信託とは、不特定多数の投資家に対して広く募集を行う投資信託のことをいいます。

公募投資信託に対して、機関投資家などの特定の投資家向けに募集を行うものを私募投資信託といいます。

この記事では、私たち一般の投資家でも投資できる公募投資信託に投資する前提で話を進めていきます。

株式投資信託とは

株式投資信託とは、公募投資信託の中でも株式に投資することが約款に明記された投資信託のことをいいます。

実際の投資先に債券が含まれていなくても、約款に株式投資できる旨の記載があるだけで、株式投資信託に分類されます。

一方、約款に株式に投資しない旨が記載されているものは、公社債投資信託と呼ばれます。

さらに、株式投資信託を大まかに分けると、外国株式型と国内株式型があります。

外国株式型は文字どおり海外の株式に投資する投資信託で、国内株式型は日本国内の株式に投資するものです。

国内株式投資信託

この記事で取り上げるのが、国内株式投資信託です。

自国の株式に投資するため、投資を身近に感じることができますし、投資を通じて自分の国を応援できるメリットがあります。

 

国内株式投資信託の種類


国内株式投資信託といっても、その種類は非常に多くあります。大まかに分けるとインデックス型とアクティブ型がありますが、その中でもさらに細分化することができます。

インデックス型

インデックス型は、TOPIXや日経平均株価などの指数と連動する運用成果を目指す投資信託です。

インデックス型は、アクティブ型と違って銘柄選定などにそれほど手間や人員がかからないため、運用コストは低めになる傾向があります。

アクティブ型

アクティブ型は、TOPIXなどの指数を上回る運用成果を目指す投資信託です。

ファンドマネージャーが銘柄を選定し投資を行うため、ファンドによって運用成績に大きな差が生まれます。

アクティブ型に投資する際には、目論見書や月次レポートなどで運用方針や運用成績をよく確認するようにしましょう。

具体的な種類としては、以下のものがあります。

バリュー型

バリュー型は、企業の財務状況や業績を分析して、株価が割安な銘柄を選んで投資するものです。そして、株価が適正な水準に戻ると利益を得ることができます。

ポイントとしては、いかに割安な株を見つけて投資するかどうかです。ファンドマネージャーの腕の見せ所です。

グロース型

グロース型とは、今後の成長が期待される銘柄を選んで投資するものです。

たとえ現在の株価が割安ではなくても、将来的に株価の上昇が見込まれるのなら投資を行います。

予想通りに株価が上昇すれば利益を得られますが、市場の状況によっては期待したほど利益が出ないこともあります。

テーマ型

世間で話題となっているテーマに注目し、そのテーマに関連した銘柄を中心に投資するのがテーマ型の特徴です。

テーマ型には、IT関連、水関連、バイオ関連など様々な種類があります。

たしかにテーマ型は内容が分かりやすいというメリットがありますが、そのテーマが市場においてずっと注目され続けることはありません。

どんなテーマも数年のうちに人気がなくなり、上昇していた株価も一気に下落するのが普通です。

以上のことから、テーマ型への投資はオススメできません。

ブルベア型

ブルベア型とは、先物などのデリバティブを活用した投資信託です。

ブル型はTOPIXが上昇した時に、それ以上に利益を出すように運用されています。上昇局面では利益が数倍にも膨らみますが、下落鏡面では損失を出すこともあります。

また、ベア型では株式市場が下落した時でも利益が出せるように運用されています。その代わり、上昇局面では損失が発生することもあります。

大型株・中小型株・低位株型

以上に挙げた以外にも、投資する銘柄の規模によってもファンドを分けることができます。

日本を代表する大企業を中心に運用する大型株型や、株価水準の低い銘柄を中心に投資する低位株型などがあります。

一般に、大型株の方がリスクは小さく、小型株の方がリスクが大きく、リターンも大きくなる傾向があります。

自分の取れるリスクに応じてファンドを選ぶようにしましょう。

 

国内株式投資信託の注意点


国内株式投資信託には、いくつかの注意点があります。注意点を理解してから投資を行いましょう。

投資初心者はインデックス型を選ぶ

投資初心者が投資信託を購入する際には、インデックス型を選ぶようにしましょう。

一見するとアクティブ型の方が利回りが高いように思えますが、長期的に見るとインデックス型の方が利回りが高くなることが分かっています。

その理由は、長期間にわたって指数=市場平均よりも高いリターンを維持するのは非常に難しいことと、インデックス型の方が信託報酬が圧倒的に安いことが挙げられます。

価格変動リスクがある

国内株式型は、比較的安全と言われている国内債券型と比べると、価格変動リスクが高くなります。

国内債券は価格の変動が比較的安定していますが、国内株式は価格が大きく変動することもよくあります。会社が倒産するのもよくあることです。

元本割れするリスクがあることも理解して、投資を行うようにしましょう。

信託報酬をよく確認する

投資信託を選ぶ際には、信託報酬の低さも重要なポイントです。

同じような投資信託があるのなら、迷わず信託報酬が安い投資信託を選ぶようにしましょう。できれば信託報酬は0.5%前後に抑えたいところです。

たかだか数%の違いでも、数十年と運用を続けていくと、大きな差となって現れます。

 

まとめ


国内株式投資信託といっても、様々な種類があることが分かります。

やはり投資初心者は、インデックス型を選択して長期て投資を行うのがいいでしょう。

私自身、インデックス型の国内株式投資信託に投資を行っていますが、堅実な運用成績を上げています。

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