投資の基礎知識

先物取引とは?メリット・デメリットをわかりやすく解説

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あなたは先物取引というものをご存知でしょうか??
よくニュースなどで先物取引という言葉が取り上げられますが、その仕組みについてご存知の方は意外と少ないと思います。

今回は先物取引の基本とメリット、デメリットをご紹介します。

先物取引の基礎知識


先物取引と聞いても、いまいちピンとこない人が多いでしょう。まずは先物取引の基礎知識を徹底解説します。

先物取引とは

先物取引とは、「将来の商品価格を予想し、現時点で定めた価格で、将来売買取引を行うのを取り決めること」です。

例えば、お米を生産する農家がいるとします。お米の価格は、その年の収穫状況によって上下しますので、お米の農家はあらかじめ将来の売買価格を取り決めたいと考えます。

そんな時に先物取引をすれば、たとえ将来米の値段が下がったとしても、あらかじめ決めた価格で売ることができるため、生産農家は確実に利益を得ることができます。

一方、買い手側としては、あらかじめ将来の売買価格を決めておくことができるため、たとえ米の価格が上昇したとしても、あらかじめ決められた安い価格で購入することができます。

このように、先物取引を利用すれば、現時点で取引価格を決めた上で将来確実に取引できるメリットがあります。

先物取引の種類

先物取引は、商品先物取引と金融先物取引の2種類に分けることができます。通常「先物取引」というときには、商品先物取引のことを指すことがほとんどです。

商品先物取引は、取り扱う商品が金や原油などの実体を伴うものです。金融先物取引は、金利や指数などの実体を伴わない商品を取り扱います。

先物取引によるリスクヘッジ

先物取引の「将来購入する商品の価格をあらかじめ決めておく」という性格を利用して、リスクを回避することできます。また、先物取引による取引価格と、実際の取引価格との差額を利用して、利益を得ることもできます。

買いヘッジ

買いヘッジとは、将来価格が上がると予想されるものを、値上がりする前の価格で購入する約束をして、値上がりによる損失を防ぐことをいいます。もしも将来価格が上昇しても、安い価格で購入することができますので、値上がりによる損失を回避できるのです。

売りヘッジ

将来値下がりすると予想されるものを、値下がり前の値段で売却する約束をすることを、売りヘッジといいます。もしも将来価格が下落しても、高い価格で売却することができますので、利益が減少するリスクを回避することができます。

先物取引での利益の上げ方

先物取引をすることで、利益を得ることもできます。

商品の買い手の場合、将来定めた価格よりも市場の価格が上がれば、安く商品を仕入れて市場で高く売れるため、利益を得ることができます。

反対に商品の売り手の場合、将来定めた価格よりも市場の価格が下がれば、市場よりも高い価格で商品を売れるため、利益を得ることができます。

先物取引で利益を上げる仕組みを簡単にいうと、将来の価格の上下を当てるゲームのようなものです。予想が当たれば利益を得られ、外れれば損失を出します。

レバレッジを効かせられる

先物取引を行うにあたり、取引金額の全額を支払う必要はありません。将来売買する約束を担保する「証拠金」を差し入れるだけでいいのです。そのため、少ない資金で大きな取引を行うことができるため、投資効率が良いといえます。

取り扱われる商品の種類

商品先物取引で取引される商品は、大きく農作物と工業品に分けられます。

農作物には、米、とうもろこし、コーヒー豆、大豆などがあります。

工業品は、原油や軽油などのエネルギー資源、金や銀などの貴金属、天然ゴムやアルミニウムなどの工業製品に分けられます。

 

先物取引のメリット


ここまで先物取引の基礎知識について説明してきました。ここからは、先物取引をするメリットについてご説明していきます。

身近で知っている商品が多い

先物取引で通常取り扱われている商品は、金、銀、ゴム、原油、米、大豆などの日常で身の周りにあるものです。ですので、投資先の商品に興味を持ちやすいというメリットがあります。

レバレッジを使って大きな利益を狙える

先物取引は証拠金取引ですので、FXのようにレバレッジを効かせて投資をすることができます。そのため、少額の資金でも大きな利益を狙うことができます。

ただし、FXでは自分でレバレッジの程度を決められるのに対して、先物取引では証券取引所がそれを決めています。そのため、レバレッジが上がることもあれば下がることもあります。

価格変動が激しい商品もある

先物取引で取り扱われるエネルギー資源やコーンなどの国際商品は、価格変動が激しい特徴があります。そのため、短期間の取引でも大きな利益を狙っていくことができます。

商品を持っていなくも売ることができる

先物取引では、商品を実際に持っていなくても、「売り」の取引を行うことができます。先物取引では、将来商品を売るという約束をするだけですので、別に現時点で商品が手元になくても良いのです。

商品がない状態で「売り」をした場合には、商品の移動はなく、損益の差額だけ決済されることになります。

 

先物取引のデメリット


最後に、先物取引のデメリットについても、一通り説明したいと思います。

証拠金取引のため損失が拡大する

先物取引は証拠金取引のため、証拠金として預けた金額以上の損失が発生する可能性があります。また、事件やニュースの影響で、値下がりが止まらずロスカットできないこともあります。

夜間も取引されるため価格が下落していることもある

例えば、日経平均株価を対象とした先物取引である日経225先物の取引時間は、9:00〜15:15、16:30〜翌3:00までです。つまり、朝起きたら価格が一気に下がっている可能性も十分にあります。

専門用語が多い

先物取引では、とにかく独特な専門用語が多くあります。先物取引を始める前に、これらの専門用語を覚える必要があるため、初心者にとってはハードルが高くなっています。

 

まとめ


先物取引による投資はあまり耳にしませんので、この記事であえて取り上げてみました。

先物取引は、身近にある商品を取引できるという意味では、非常に興味深い取引なのかなと思います。投資全般の知識をつける意味でも、先物取引の仕組みを知っておくようにしましょう!

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